ガン患者の心理 | がんナースのおし(も)ごと

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検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

昨日、従姉妹と久々に集合して、いろんな話をしてました

私、母親の再婚相手と折り合いが悪く、中学2年のときに継父と実母の元を離れて転校し、母方の祖父母にお世話になってました。
おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう
おばあちゃん、私のお弁当を毎日作ってくれたこと忘れないよ(^_-)☆
そのときに、近所に住んでた従姉妹の家族
私の3歳年上のKちゃんと、2歳年下のRちゃんの姉妹
3姉妹のように付き合ってくれて、私は寂しさもこの従姉妹のおかげで紛らわせれてました

時々会って、色んな話をするんですが。

昨日はKちゃんが、乳がん検診で引っかかったということで急遽集合

ちなみに乳がん検診、私の前職場で受けたようですが、今までは1週間待ちだったのに、現在2ヶ月待ち!だそうです
北斗さんの影響でしょうね

今までの集合は、仕事や子どもの話だったのに、最近は身体の事ばかり…。だねー!なんて
年とともにそうなりますよね

この2人には、私の病気のことは話してないんだけど

ガンだったら、どうしよう。
眠れなかったー!
ショックで仕事どころじゃなかった。

と話してて

うんうん。その気持ち、かなりわかるよ

でもまぁ、よくよく聞くと、Kちゃんの乳がん疑惑は多分、シロということにおさまりました


そこでふと、ガン患者の心理
お勉強のおさらい

ガンになると、まず衝撃を受けて誰もが落ち込む。
そこから受け入れるまで、だいたい2週間照れ
2週間経過しても、食べれない・眠れない…と、精神不安定状態が続く場合は、心療内科などの受診をオススメします。

そして、
「なんで自分が?」と憤りを感じたり
「何が悪かったんだろう…。」と振り返ったり、
怒りや責めの感情が出て。


そのあとは、不安になったり前向きになったり。
それが普通で。

治療中は、その治療を乗り越えるのに精一杯で。
でも受診の間隔も短いし、周りも気にかけてくれるから大丈夫!

もっとも見落とされがちな、
要注意の  しんどい時期汗汗

それは
治療も終わり、受診間隔があき、
経過観察のとき
だそうです。

身体症状がないので、周りからも病気が判明した頃のように気にかけてもらうこともなく、
受診に行っても検査だけで医療従事者とも話すことも少なくなり、

でも病気のことはずっと離れない。
再発・転移の恐怖がつきまとう。

なんか疎外感を感じ、心身のバランスが崩れやすい。

そう、勉強しました

確かにそうかもしれない

大腸ガンで手術・抗がん剤治療を終え、経過観察となって2年目の患者さんに診察後に声をかけた時
「何故か今が1番不安で怖くて…。最近眠れない。」と打ち明けられたことがありました

だからガン患者をもつ家族の皆様

治療も落ち着き、症状も落ち着き、忘れかけてるときこそ、時々フォローしてあげてください

…てことは、ずーっとフォローが必要ってことダネ。

という、家族の皆様こそ、心身ともにしんどいと思いますが、うまく発散してくださいね

て、私、自分もガンなのに、ナース目線で客観的に自分をみてしまう面もあり

自分でコントロールがんばりますっ

つらくなれば、Blogで吐き出しますので、皆様どうぞよろしくお願いします

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東急ハンズで購入した、出すだけでOKの手間いらずツリー出しました
もうすぐクリスマス
また楽しいことが待ってます

わざと、楽しいことしか考えないことにしてます
嫌なことは忘れましょう



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&最後まで読んで下さり、有難うございます。

皆様にもハッピーが訪れますように。