腹黒ナース&ペィシェント | がんナースのおし(も)ごと

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

今日、患者さんからクリスマスプレゼントをいただきました

ほんとは、患者さんから物を戴いてはいけないんだけど、
生ものということと、Dr.にも渡して下さいアップとのことであり、お言葉に甘えて有難く頂戴いたしました

チョット形が崩れちゃったけど、ほんと可愛い
和菓子スイーツでした

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メッセージカードには、

いつも楽しい会話。
元気をいただけます。

と書かれてありました

この患者さん、癌と告知され、手術も出来ない状態だったのに、抗がん剤治療だけで8年間元気にされている方

自分の趣味や楽しみを見つけて、毎日楽しく生きておられる

趣味や楽しみを見つけて生きていくことはとても重要であり、不思議な力(免疫力)が湧き出るのでは?
と、この患者さんから学ぶ。

この患者さんからはパワーがみなぎっているドンッ

今日は、採血した後に、検査(この時に点滴あり)そしてその後に診察→化学療法
の流れであり

「何回も針刺されるの嫌やから、一回だけで済むようにしてほしい」

とごもっともなお願いをされたので、私が血管留置針を入れた。

すると帰り際に

おかげさまで楽でしたぁ。
とっても上手に針を刺してくださった看護師さんに御礼言うといてくださぁい!

と、わざと私に言ってこられたので。

わかりましたぁ
あの、若いピチピチのナースですよねぇ?
伝えときますー!

と返すと

いやいや、超ベテランの、歳いった看護師さんでしたよー。

腹黒そうな

なぁんて言われてしまい

2人で大爆笑しました

イヤイヤ、腹黒ないし!
と突っ込むことも忘れ

そぅそう。
私、腹黒ですからぁぁ

とこたえると

私も黒いから、同じ匂いがするのよ

なーんて言われちゃい、また爆笑

しかしまぁ、患者さんとこんな会話が出来る看護師もそぅなかなかおらんやろなぁと。

でも、やはり笑いは大事

この患者さんを見習い、私も楽しみを見つけて、人が喜ぶことをして、楽しく笑いながら生きていきたいと感じました

この8年間、辛い思いや苦しい思いをいっぱいいっぱいされたことでしょう。
なのに、いつも笑顔で、私達医療者にも
いつもパワーをくださり、有難うございます
こちらこそ、
楽しい会話。
元気をいただいてます

これからも、まだまだ元気で、腹黒く、毒を吐き続けていただきたい!
と願っております