疑いの目 | がんナースのおし(も)ごと

がんナースのおし(も)ごと

検診では見つからなかった進行浸潤がん(子宮腺扁平上皮がん)と、検診で見つかった早期大腸がん。そんな2つのがん経験者ナースの、日常や生き方を綴っています。

恥骨が痛く、骨転移を疑われてたわたくし・・・

ドキドキしながら、造影MRI
撮ってまいりましたぁ

結果、大丈夫でした

周囲臓器も炎症もないとのことで、この痛みは原因不明

ま、様子みてみよう

がんになってから、ほんと少しのことで不安になる
痛みがあれば、転移?再発?
この恐怖、今後一生気にしながら生きていかなきゃならんのよね

しかも、追加治療がない
ことに、喜んだくせに心配性の私
何だか不安になり、もう一度聞いてみた。

主治医、病理結果を出して、またまた丁寧に説明してくださった
病理結果の報告書、一字一句読みながら。

『病巣より、かなり余裕がある状態で取り切ってるよ。だから、大丈夫!』

ただ、その一字一句の中に、何やら、
(➕プラス)陽性
の文字がある

これは?

『あ、これはね、癌のタイプ。
あなたの癌は、血行性に転移しやすいタイプの癌ってこと。』


へぇ。今って、病理そこまで調べれるんやぁ
感心して、特に気にせず帰宅してきたけど、
チョイチョイちょーい

それって、大丈夫なん

血行性に、まだ検査ではうつらないような微細な細胞がとんでいってないの
追加治療いるんちゃうん

馬鹿な私は、今頃になり、不安になっております

もう一つ気になったこと!
MRIの結果に、卵巣温存
という文字が見えたような気がする・・・。

見間違いか
卵巣とったはずやから、ホルモンテープ貼ってるやん?
んー

きっと主治医が勘違いしてるんやと思って、スルーしたけど、やっぱり気になる!
そりゃそーやろ。
そのとき聞けよ
突っ込めよ😡

いつ聞くの
今でしょ

なのに、聞かずに帰宅。
ほんと、私っておバカ

医師に食いついて、全てを疑いまくり、色んなことを聞きまくる患者さんをみてきた。
医師も困っていた。

わかるけどぉ。
でもそんなに不安になったら、かえって身体に毒やでー

と思いながらみてきた、ナースの私

だから何か聞きにくい。
医療者側の気持ちがわかってしまうから。

でも今回の病気発覚までの一件で、疑いの目を持つことも大切だと知った

だからやはり、自分が納得するまで、一つ一つ聞いていきたい

しつこい患者になってもいいやん

だって、癌なんやもーん

ガンガン
聞きまくろう