今回の簡易スケジュールはこちらです。
7日目はグレイシャー国立公園のグリネルグレイシャートレイル(Grinnell Clacier Trail)です。氷河が見れることを期待して行きました。日が出る前に宿泊したホテルを出ます。
グリネルグレイシャートレイルに行くためにはメニーグレイシャーエントランスを通ります。エントランスを通ってからの道はロードチケット(事前予約)が必要になります。しかし、ボートの予約がある場合はロードチケットが不要になるので、ボート予約の画面を見せてエントランスを通過します。
エントランスを通過してから見えてくる山が、ちょうどタイミング良く朝日の光を浴びて少しオレンジ色になっています。
これもまた幻想的で素敵でした。
マップは公式サイトから入手できます。
私たちはメニーグレイシャーホテルから出発しました。
ホテルのトイレを拝借します。ロビーからして、とても高級ホテルなのがわかります。こんな絶景を見ながら宿泊できるなんて、ほんと羨ましいですね…
さて、グリネルグレイシャートレイルは往復で約18kmもあります。体力に自信がなかったので、ボートを利用しようと思っていました。しかし残念ながら往復予約チケットは売り切れていたため、帰りの予約チケットのみを購入しました。
ボートがあると、Swiftcurrent LakeとLake Josephineをスキップすることができ、往復約11kmに減らせます。
グリネルグレイシャートレイルでの注意点は
熊が出没しますので、ベアスプレーを持ってくことです。
イエローストーンも熊出没注意ということでベアスプレーを持っていくことを推奨されていますが、観光客も多いので持っている人は少なかったように見えました。
しかしグリネルグレイシャーは時間帯によっては観光客も少ないので、熊には気をつけましょう。
ホテルを出ると湖に沿って歩いていきます。熊が出てきそうな道ですね。
所々開けた場所で絶景が見えました。
ボートに乗ればスキップできるはずだったSwiftcurrent LakeとLake Josephineの横を徒歩で歩きましたが、それだけですでに疲れていました。平坦道だったのはよかったですが、距離があるのでやはり疲れます。
ここからが試練の始まりです。先ほどまで平坦道だったのが、坂道に変わります。すでに1時間以上歩いている中で坂道は少し辛いです。
そんな時にグリネルレイクが見えてきました。こちらは目的地のアッパーグリネルレイクとは別の場所です。しかし、このグリネルレイクも氷河の溶け水によってできた池なので、とても綺麗な色をしていました。まるで加工しているんじゃないかと思うような色ですよね。けど実際の色なんです!
絶景を見ながら歩くので、坂道もなんとか頑張って歩けます。
やっと雪が見えてきました。
ビックホーンシープの群れがいました。ちょっと遠いけど可愛い!
このような感じの坂道がずっと続きます。
氷河の溶け水による滝が見えてきました。
そして歩くこと約4時間、目的地のアッパーグリネルレイクが見えてきました!
到着!って氷河が全然ない〜!!
端の方になんとか見つけた氷河。時期を気にせず来てしまったので、ほとんど溶けてしまっていたようです笑
それでも綺麗な色をした氷河湖は本当は絶景でした。またこの距離を歩きたいかと言われると絶対嫌なので、往復ボートの予約をおすすめします。
帰りは余裕です。いろんな動物たちに出会いました。
帰りはボートです。チケット買ってて本当によかったです。
船着場で1時間ほど待ちましたが、歩くより全然マシです。
優雅に山を眺めながらメニーグレイシャーホテルに帰りました。
ディナーは前回同様のCattle Baron Supper Clubです。
人生で一番疲れたトレッキングでした。ただボートを使えば、誰でも登れそうだったので、ぜひ皆さんもこのエメラルドグリーンの絶景を見るために挑戦してみてください。
次もまたグレイシャー国立公園です。