昔々、英語検定を受けたことがありました。

筆記と面接がありました。
面接では受験者が2人一組で、

面接官(外人)の質問に答えたり、

お互いに話し合ったりします。


最初に面接官が一枚の写真を出して、

「これはだれですか?」と聞いてきました。


人物の銅像の写真。

見覚えのある帽子と上着。

これは間違いない!(ノ ̄∇ ̄)ノ


「…ナポレオン! だよね?」
「そうそう、この帽子、ナポレオン♪」


私たちはしょっぱなに答えられたことで調子にのりました。


「あなたの名前が商品の名前として使われるとしたら、何がいいですか?」
「ルージュ!」

お調子者の私、一度調子にのったら止まりません。
偉そうになぜ「ルージュ」がいいのかをしゃべり、

(ただし、たいしたことは言っていない)

ホクホクして面接会場を出ました。


すでに面接を終えた仲間が、

そのあたりでウロウロ待っていました。


「写真見た?」
「うん、ナポレオンでしょ?」(*`▽´*)
「え。違うよ。ネルソン提督だってば。

 トラファルガー広場の写真だったでしょ?」
「……え」( ̄▽` ̄;)


トラファルガーの戦いでナポレオンに勝ったネルソン提督。

面接官はおばかな私たちを心の中で笑っていたに違いありません。


だってさ~!

あんな高いところにいる像なんて、

意識しなきゃ見ないじゃん!

それよりライオンの像の方がインパクトあるし!

あの帽子はナポレオンがかぶるものだろう!(言い掛かり)


あれから10数年。

ロンドンに行くたびに、

トラファルガー広場の高い円柱の上にひっそりといる

ネルソン提督の像を見上げては、

自分の無知っぷりを思い出します。


…若かったなぁ……(〃´ー`)=3


ちなみに試験結果はC、

ギリギリセーフで受かりました。

でもあの頃の語学力は、もうありません。


またロンドンに行きたい黒子でした。