自分のつらさを認められるか? | 仙台駅前にあるカウンセリング ルーム まきび

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自分に「つらい判定」を出せない人がいます。

 

たとえばこんなチェックリストがあったとして…↓

 

    

ストレスためこみチェック

 

①嫌なことが頭から離れない

②ぼーっとする時間がふえた

③朝起きられなくなってきた

④食欲が減ったと感じる

 

 

①~③までは当てはまっているのに、

「食欲は普通にあるから④は違うな、本当にストレス過多だったら食欲がなくなるんだ、じゃあつらい気がするけど私のはただの甘えなのかも」

…と考えるのが、自分に「つらい判定」を出せない人です。

 

自分の中に、

「本当につらいなら○○なはず」

「本当に限界なら○○になっているはず」

という思いがあって、

 

自分ではつらいと思っているはずなのに、それを「○○じゃないからただの甘えだ」と考えてしまいます。

 

冷静に考えたら、その人が「つらい」と感じたらもうつらいわけですし、ましてや「ごはんをちゃんと食べていること」がつらくない理由になるわけがないのですが、

 

どうしても、

誰から見ても分かるほどの「つらさの証明」みたいなものがないとつらいと言いにくい

と感じてしまうんですね。

 

こういう方がカウンセリングによくいらっしゃるのも、

「つらいから」というよりは

「つらいような気がするけど、大したことないかもしれないから周りに相談しにくい」というニュアンスを含んでいるからかもしれませんね。

 

 

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