「地域№1サロン」「カテゴリー№1サロン」請負人の清水ヨシカです。



このままでは日本は沈没する。



「独自の価値を常に創造しなければ価格競争に向かうのは当たり前。
日本企業が価格でなく価値で勝つ。
全ての業界、政治のリーダーも、これを徹底しなければ日本は沈没する。」

ある企業のトップがそう断言していました。

猛烈に同感です!

低価格競争で、

勝ったとしても、

それはとなりのお店からお客様を奪ったにすぎず、

一時しのぎでしかありません。

“価格“で選ばれると、”価格”でお客様を失うのです。

価値が変わっていないのに、

価格を下げてはいけません。



エステティックの価値



10年以上前でしょうか。

僕の知っている

「エステティックサロン」は、

“美意識が高い方が通う、特別な空間”

というイメージでした。



今のエステティックはというと、

多少表現は悪くなりますが、

安売りスーパーのチラシを見た主婦が、

「ニンジンは今日は○○スーパーが安いわね!」

と、買い物袋を下げてタイムセールに間に合うように小走りに

スーパーに向かう・・・

といった“感覚”とあまり変わらずして存在しているように思えてなりません。



フリーペーパーで

100円でも安いエステを探して、電話をする。



フリーペーパー広告を見て来店される最近のお客様の中には、

来て早々、

「私、お試しあらしです!この後、通うつもりはありません!」

と堂々と宣言される方が出てきているほどです。

エステティックって

そもそも何なんでしょう?



価値



フリーペーパーが悪いとは言いません。

集客にはある意味有効な手段なのでしょう。


ですが、

お店は、

そもそも

自分のお店の存在意義を明確にし、

理想のお客様像を明確にし、

その理想のお客様を

集客するための“手段”を選ばなければなりません。


どなたに来ていただきたいのか?


・・・、そのために、

集客手段があり、電話対応のマナーがあり、お出迎えの手法があり、
ツールがあり、カウンセリングトークがあり、身だしなみがあり、
立ち振る舞いがあり、笑顔があり、テクニックがあり、知識があり・・・・

これら全てが“点”でなく“線”となって繋がり、

そのお店の“価値”=“選ばれる理由”

になるのです。

僕は断言します。

今、僕がお付き合いさせていただいているお客様の中で

上手くいっているサロン様は

この“価格ではない価値”の必要性を認識されています。


マクドナルド


冒頭のの言葉は

先月半ばに発言されていいた、

日本マクドナルドの原田社長のものです。

彼は社長就任後、低価格路線で消耗し、

袋小路に迷い込んでしまっていた

マクドナルド社の業績をV字回復させました。

彼はもともとアップルの社長でしたが、

当時、マクドナルドの低価格路線経営のニュースを自社の社員に

「やってはいけない経営戦略のケーススタディ」として

見せていたそうです。

価格でなく価値で勝つ。

素晴らしい言葉です。

猛烈に同感します。