「地域一番店」「カテゴリー一番店」請負人の清水です。
英雄。
毎日、いろいろなことが起こります。
良いことも、悪いことも、
大きな出来事が起こる度に
道三に会いたくなります。
ちょくちょく、
ここで書いていますが、
「斉藤道三」のことです。
今から18年前に
道三の肖像を見て
「“根が生えた生き方”をしていたんだな」
と思ったのを
覚えています。
その眼光鋭い眼差しから、
強くありたい!
そう思っていた自分に力をくれたような、
そんな気が。
男の“美学”“品格”
「國盗り物語」での
好きな一節。
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気運(しお)とはおそろしい。
庄九郎(道三)の信ずるところでは、
「気運が来るまでのあいだ、気ながく待ち、あらゆる下準備をととのえてゆく者が智者である」
といい、
「その気運がくるや、それをつかんでひと息に駈けあがる者を英雄」
という。
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一般的には、
道三のイメージはあまり良くないのでしょうが、
20年以上も前に
この小説で魅せられた僕は、
男としての美学というか、
品格を感じてしまいました。
(今でもその想いは変わりません^^;)
小説の中で、
“道三の処世観では、『世の中は「やる」と「待つ」の二つしかない』”
と書かれています。
意にしない“後退”はないのです。
“常に前へ”
です。
かくありたいものです。
ニコロ・マキャヴェッリの像。
イタリアの政治思想家、マキャヴェッリ著書
「君主論」での“理想の君主”
にとても近い資質を持った
“道三”という人間が
遠く離れた日本に存在していたということはとても面白い…
と司馬遼太郎先生は書いています。
道三とマキャヴェッリ。
偶然にも、
この二人は同じ時期に
この世に生まれています。
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