「地域一番店」「カテゴリー一番店」請負人の清水です。
■美容師を育てる学校、
メイクアップアーティストを育てる学校、
エステティシャンを育てる学校。
仕事柄、
美容に携わる仕事をする方々
を育成する学校
に出入りさせていただくことがあります。
美容師、
メイクアップアーティスト、
エステティシャン、
など、将来を夢見て
皆さん勉強に励んでいらっしゃいます。
この中で唯一、国家資格取得が必要で、
その資格取得を大きな目的として通うのが
美容師の学校。
メイクアップアーティストにも資格はありますが、
公的なものではありません。
エステティシャンも然り。
いろいろな協会があり、その数だけ資格があります・・・が、
これまた公的なものではありません。
“国家資格”
というと、
イメージは良いと思います。
“国が認めた”
は、大きな安心感に繋がるのでしょう。
エステの業界では、
これらを統一して、
“国家資格”
にまで持っていこうという動きはあります。
しかし、なかなか歩みが遅いのが現状です。
これらの動きは
どんどん進めていただいて、
より良いエステ業界を作るための推進力に
なってくれればと願うばかりです。
■学校で注力してほしいこと。
さて、
この学校なのですが、
学校は
技術・知識の習得が目的の一つ。
しかし、
勉強されている方々は、
最終的には
“お客様と接し、お客様にサービスを提供する”
ことを目的としているはずです。
ということは、
僕がここで常々言っている、
接客スキルやコミュニケーション能力が必要になってきます。
そして、
それらの根底には、
間違いなく
人としての“品格”が必要になってきます。
まだ社会に出ていない方々が
多く学ばれている学校です。
であれば、
それらの学校は
“人間形成”や最低限の“マナー”について
力を注ぐべきだと思います。
僕は思うのです。
この“品格”や最低限の“マナー”習得を重んじ、
人間形成に力を注いでいる順番は、
エステティシャンの学校 > メイクアップアーティストの学校 > 美容師の学校
という印象が強いのです。(全ての学校がそうだとは断言はしませんが、)
僕は業者として
学校の中を歩きます。
その際の
生徒さんの対応(挨拶)、
会話スキル、
立ち振る舞い…、
などのレベルは、
エステティシャンの学校が一番高いように思えてなりません。
(何度も言いますが、全ての学校がそうかどうかは判りません。僕の印象です)
“先生と生徒”
の関係一つを
とっても、
目上の方を敬う姿勢や言葉使い
などにおいて、
美容師さんを目指す生徒さんの多くに対して、
「出来ていないなぁ…」
と僕は感じるのです。
先生に対し、
“友達”のように会話するそれは、
品格のかけらもありません。
先生もそれを良しとしていらっしゃる。
ビジネスとして割り切っているからでしょうか。
“国家資格”
を取ってもらうことを目的
としているから、
それ以外の人間形成的な部分には
注力する必要を感じていないのでしょうか。
悲しくなります。
■「プロフェッショナル = 国家資格取得者」ではない。
国家資格を取得できる
“美容師”志望の方
よりも、
勉強しても、
試験に合格しても、
国家資格が得られない
“エステティシャン”志望の方
のほうが、
お客様に対しての対応力やマナーを培った結果、
優秀なプロフェッショナルになっていく(近づく)現実が
そこにはあります。
資格は大切です。
国のお墨付き
ですから、
なおのこと大切でしょう。
しかし、
多くのお客様は、
これらの
“資格”を
持った人の対応に
価値を求めているのではなく、
“笑顔”や“優しい言葉”
などを持つ
温かみのある人の対応に
価値を求めているのだと思います。
■エステティシャンほど素晴らしい職業はない。
エステティシャンは
素晴らしい職業です。
人の肌に触れることができ、
心を伝えあうことができる
最も素晴らしい職業の一つだと
僕は思うのです。
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