「地域一番店」「カテゴリー一番店」請負人の清水です。




黙々と努力を続ける。



僕はジャイアンツのファンです。

子供のころ、少年野球チームに入っていて、

僕の中でのヒーローが王貞治選手でした。


僕は

ピッチャーでもないのに、

監督に無理を言って背番号は「1」をつけていました。

(「1」番へのこだわりはずっと変わりません)


若い方はご存知ないかもわかりませんが、

王貞治という選手は

868本のホームランを打った人です。

世界一の数です。


40本を20年続けても800本ですから、

その数は尋常ではありません。


僕のイメージですが、

王さんは“努力の人”です。

黙々と努力を続ける。


「練習は嘘をつかない」

「練習は裏切らない」

と、王さんは言っています。


そういう“姿勢”が子供ながらにカッコよく思えました。




天才、落合博満。




僕が子供のころ、

ジャイアンツのV10を阻止したのが

ドラゴンズだった

(ほとんど記憶にはありませんが)

こともあって、

どちらかというとドラゴンズは

好きではありませんでした。


しかし、

最近、中日ドラゴンズの落合監督のことが気になります。



球団史上初の2年連続リーグ優勝(今日の時点ではまだ決まっていませんが)

なのに、解任されてしまうようです。

いろいろ“大人の事情”的なものがあるのでしょうが、

少し、違和感を覚えます。



さて、

落合監督というと、

選手時代、

独特の打撃フォームから

ホームラン、ヒットを量産し、

3度の三冠王を獲得するなど、

輝かしい実績を残しています。



彼は数々のエピソードを残しています。



「努力は才能のない奴がやるものだ」

と言い放つ。

(子供たちのヒーローにはなれないですよね^^;

彼は他に類を見ない天才なのかもしれません。



「三冠王を取る!」

と宣言してシーズンに入り、

そのタイトルを獲得したそうです。



まさに有言実行。

しかも次元が高すぎます。



三度の三冠王獲得は、

先にも後にも彼以外にはいません。

王貞治さんも二度に終わりました。




宣言して、出来なかったら・・・。




この“有言実行”エピソードは

僕の心の中にずっとありました。

ただし、

“出来ないことを宣言する”勇気は

なかなか持てないものです。



宣言して、

その通りにならなかったらカッコ悪い・・・、

と普通の人は考えるでしょう。



社会に出てから、

僕は、

声高らかに宣言しておきながら、

その通りの結果を出せない人を見たとき、



「出来ない事を口にだすから…、」



と蔑んで見ていたこともありました。




不言実行。




そんなこともあり、

僕は王さんのような、

努力を黙々と続けるタイプに惹かれていたのかもしれません。



僕はそれを

“不言実行”と位置付け、

「自分はこれでいこう!」

と考えていました。


でもこれには

逃げ道が用意されていました。



“言わずにやるので、失敗しても周りから何も言われることはない”



のです。



これは、男としてはあまり


カッコよくないかもしれませんね。



やはり、自分の言葉で“宣言”すべき。



何の根拠もなく、

“宣言”して

まったく結果が伴わない状態が続けば、

やはり、評価されないでしょう。



しかし、

明確に“目的”をもち、

根拠を持った上での

“宣言”をすることは

大事なことです。



人は“言葉”にすることによって、

自分の心の中に

その“言葉”を刷り込みます。



それを実現するために

手法を考え、

前へ進もうとします。

障害にゆく手を阻まれても…。



結局、努力することになる。





落合博満という人は

天才なのかもしれません。


しかし、

自分が宣言したことを

現実のものとするために

結局“努力”をしていたはずです。(人の目につかないところで)

(それは人とは違う“手法”だったので、

普通の選手の“手法(努力)”が彼には無駄の積み重ねに見えていたのかもしれませんね。)


“オレ流”という言葉が出来たのも頷けます。





効率の良い手法を


見つけ出し、


努力を続ける力


を身につける

ことが出来るなら、



やはり

“宣言”すべきではないでしょうか、勇気を持って。


経営者にとっても

経営を

“ブレないもの”にするための

重要なファクターではないかと。。



勝負事は勝つことが目的である。





落合監督は

“勝つこと”を目的とし、

監督業を全うしています。


それは時に、

面白くない試合、

観客の来ない試合、

などと非難もされてしまっているようですが。




目的を明確にし、

効率よく、

実現に導く…、



というそのスタイルは

やはり評価すべきだと思います。




今日現在、


リーグ最下位の打率、


リーグ最下位の得点、


のチームがリーグ優勝する…、

などという芸当は

彼でしか出来なかったのではないでしょうか?




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