「地域一番店」「カテゴリー一番店」請負人の清水です。
面白かった“講演”
明日(13日)はセミナーを行うこともあって、
今の今まで、
準備をしていました。
ふと昔のことを思い出しました。
20歳そこそこの僕が、
ある方の講演を聴きに行った時のこと。
その方は実業家として有名な
邱 永漢(きゅう えいかん)さん。
当時、僕は、
右も左もわからず、
セールスの勉強もろくにせず、
“職域”の飛び込み営業をしていました
(一般家庭ではなく、起業にお勤めの方に商品を販売するという、今思えば、何とも効率の悪い仕事です)。
ビジネスマナーも
スキルも
何もない状態です。
その僕が、衝撃を受けました。
「面白い!」
と、唸りました。
その“講演”はエンターテインメント。
邱 永漢さんの話は、
とてもわかり易く、
楽しく、
会場を巻き込み、
笑顔や笑い声で包まれ、
心が高揚したのを覚えています。
今思えば、
エンターテインメント
だったのだと思います。
この時の経験で、
いろんな方の講演を聴きに行きました。
実体験の話は心に響く。
面白くなかった“講演”が二回ありました。
お二人は、偶然にも“政治家”で少し前まで大臣をされていた方です。
僕が講演を聴かせていただいた時は
まだお二人ともにタレントさんでした。
基本、講演は経済についてのお話(受講者はみな企業人なので)なのですが、
邱さんのお話とそのあとのお二方のお話の
何が違うかというと、
「自らが経済活動に積極的に参加しているか、そうでないか、」
のように思えました。
邱 永漢さんのお話は
実体験に基づいたものがほとんで、
また、
辛酸をなめるようなご経験、
一発逆転の成功事例など、
頭の中で情景が浮かび、
その時々の心の葛藤を共有するかのように感じ、
「心」に響いたのです。
後から聴かせていただいた“お二方”のお話は、
スマートではあったのですが、
当時はタレントさん(評論家)で、
やはり、“対岸の火事”について話している感が否めませんでした。
やはり「話」は実体験に基づくものが心を打ちます。
明日は、
心を打てるようなセミナーを行いたいと思います。
今晩は30年ほど前に出会った、邱 永漢さんの本「朝は夜より賢い」を久しぶりに読んでみたいと思います。
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