前回、「ご紹介」について書きました。


今日はお店での「ご紹介」についてです。


僕のお店、

梅田のお店は店の前を通る人の数が多く、店頭のPOPや看板を見て入ってこられる「新規」のお客様が少なくありません。

一方、心斎橋・北堀江のお店は、スペースは広いのですが、

マンションタイプの7階にあり、道を通る人がいきなりお店に入ってくることはありません。

所謂「隠れ家」的なたたずまいなのです。


新しいお客様のほとんどはお客様からの「ご紹介」となります。

お客様にはご紹介いただくための「優待券」をお渡ししたりはしますが、通常は「何も」していません。

自然にご紹介いただいています。

ありがたいことです。

(もちろん、お店として差別化した独自の接客・おもてなしをしていますが。。)


お店として心がけていることは、

ご紹介してくださった方の”信用”を絶対に落とさないようにしよう!ということです。


お客様はお店を気に入って下さって通って下さっています。

そして、

そのお客様がお友達をご紹介して下さる・・・。

始めてお越しになられたお客様に「○○さん(ご紹介者様)はこんなに素敵なお店に通ってるんだ・・・」

と思っていただく。

そして、「素敵なお店を紹介してくれてありがとう!」とご紹介者様に対して感謝される。

お店はご紹介者様から、「すごく良い対応をしてくれてありがとう!紹介して良かったです!」と言っていただける・・・。


お店が目指している「クオリティの高いご紹介」のかたちです。

関わるみんなが心地良くなれる「ご紹介」のあり方ではないかと。


フリーペーパーでの新規集客が陰りを見せる今、

エステティックサロンでの「ご紹介」は経営の生命線です。

ただ、多くのサロンは、”お客様を集める”ことに意識が向き過ぎていて、その「クオリティ」がおざなりになっているように思います。


今、お越しいただいている「お客様」をもっともっと大切にしなければなりません。

なぜなら、

今の「お店」を支えてくれているのは、これからお越しになられるお客様ではなく、

今いる既存のお客様なのですから。