「ホスピタリティ」について語っていた僕が、いきなり政治の話もどうかと思う部分もありますが、

最近、マスコミを騒がせている

松本元復興相の発言(一般では暴言とされている)について一言。

感じ方は人それぞれだと思います。


彼の発言内容の良し悪しはともかく、

見ていた方で不快になられた方が多かったのは事実だと思います。

理由はいくつかあると思いますが、

僕が思うに

「上からものを言う」「見下した態度」ではないかと。


大臣と知事の関係は、組織で言う上司と部下の関係ではないかと思われます。

過去、組織の上下関係には「罵声が飛び交う」、「殴り合いの喧嘩が始まる寸前にまでなる」・・・がありました。

ですが、そこには「目的」に対して向かうお互いの「信頼関係」があればそれで良かったのです。

言われた側が、「暴言」を「激励」に転化出来たのです。


「上が下に強く命令する」ことをリーダーシップだと考える経営者が未だにおられますが、

それは「信頼」が大前提。悪いのではありません。「時代遅れ」です。


もともと国は地方からの信頼を失いつつあります。

そこに、もともとその職に就きたくなかったとされる「大臣」が現れ、あの態度を取ってはいけません。

この緊急事態に「ともに力を合わせて頑張って行こう!!」

という「心」が伝わらない(というか、もともと心なんてなかったのでしょう)ですし、

信頼は100%得られない、ということです。


「何のために仕事をしているのだろう?」

と政治家を見ていて歯がゆくなります。

・・・って、政治批判をする場合ではありませんでした。


今回、書きたかったことは、

「ホスピタリティ(おもてなし)」は

スタッフさんがお客様に対して行う・・・というだけのものではなく、

経営者もスタッフさんに対しても行うべきものだということです。


「相手を尊重し、相手の気持ちを考え、対話をする。」


ここが出来れば、「信頼関係」が構築でき、お店(組織)は強くなります。


「日本国も強くなってほしい」と

切に願います。