今日は自分のお店のことではなく、

最近伺ったサロンさんのお話です。

過去の経験値で、

男性である僕は「営業中のエステティックサロンにお邪魔する時の心得」を自分なりに持っています。

●アポイントなしでは絶対に伺わない。

●大きな声を出さない。

●自分の存在に気づいていただくまで、出来るだけ中に(奥に)は入らない。

●他のお客様に出来るだけ「存在」を気付かれないようにする。

といった点です。

もう一つは満面の笑みで挑むです(笑)。

サロンさんによっては、「どうぞどうぞ!」と男性の僕を気に留めることなく誘導して下さる所もありますが、やはりその多くは「女性専用のスペース」であり、

お客様によっては、「男性の存在」を感じることが心地よくないと思われる方も少なくないと思っています。

ですから、出来るだけ「存在を消す」ようにしています。

さて今回は、

サロンさんの経営者の方から直接お電話を戴き、緊急性の高い用件だったので、急遽お伺いすることになりました。

その「目的」については、スムーズに解決しました。

そこでの一幕。

前もってサロンさんとの電話連絡で「○○時にお伺いする」ことはお伝えしていました。

玄関先から透明ドア越しに中を見ると、背中を向けたスタッフさんがお客様に何かしら説明をしている姿が見えました。

僕に気がついて下さる方はいらっしゃらないようだったので、静かに中へ。

レジカウンターの上で「書き物」をされているスタッフの方を見つけ、

小声で「こんにちは」。

スタッフさんは僕に気づいて、小さく会釈。そこから一瞬の間。

僕は距離を縮め、再度「こんにちは」。

するとスタッフさんは、

ペンを置くこともなく「今、取り込んでるので!」と一言。。。


僕は「飛び込みの営業マン」と思われていたのです。

「先ほどアポイントを取らせていただいて、やってきました」とお伝えして、ようやくわかっていただき中へ。


おそらく、飛び込みの営業マンが訪問してきて、「仕事のリズムを止められてしまう」ことが良くあるのでしょう。

ですから、このような対応になってしまってもある程度仕方がないと思います。

僕自身、こういうシチュエーションは度々経験しています。

決して不快というわけではありません。

決して。

しかし・・・。

僕は多くのサロンさんに訪問させていただいて、本当にいろいろなことを勉強させていただいています。

「自分のお店だったら、こんなふうに出来ないかな・・・」と。

前もってアポイントがあれば、

「何時にどなたが来られる」ということを、他のスタッフと「共有」して、

誰が玄関口にいても気づいて誘導してさしあげるように出来ないかと。

伺った瞬間に

「清水さん!いつもお世話になっております。社長から聞いております!」

と、完璧に対応して下さるサロンさんがあります。

ここで僕が思うことは、

「このお店のスタッフさんはとても優秀で素晴らしい!」です。

と同時にもっと強く思うことは、

「このお店の経営者(社長)さんは、凄い!素晴らしい!」です。

と同時に

「僕も負けないように頑張らねば!」と思うのです。

僕は毎日、毎日、

本当に良い勉強をさせていただいています。