突然ですが、予告を変更させていただきます。ごめんなさい。
ブログテーマとは少し外れてしまいますが。。
とあるエステ業界美容紙に「化粧品は皮膚にはらない」という記事を見つけました。
「なにを今さら!」
という感想。
要は
「肌にはバリア機能があり、成分自体をナノ化(最近はピコ化)して皮膚から浸透させよう・・・とする化粧品は意味がなかった!!」
という論調。
キャッチコピーには
「はじめてわかった神秘の皮膚バリア機構」
とありました。
やはり
「何を今さら・・・」です。
僕は20年以上前から「化粧品の限界」「肌のバリア機能」のことをお話してきました。
セミナーや講習会を通じて述べ何万人という方々にお話をしてきました。
「ご自分の肌の機能を理解し、化粧品のことを理解し、正しい使い方をしましょう」と言い続けてきました。
仕事柄、エステティシャンの方に講習をさせていただくことも多くあるのですが、
化粧品のこと、肌のことを知らずに「お客様の肌」に触れているの方がとても多いことに愕然とします。
非難を覚悟して言いますが、
エステ業界にいる「プロのエステティシャン」は
「技術」があっても、それにともなう「知識」をお持ちではありません。
「お店の数字を上げ、うまく経営する・・・」
ということはもちろん大切ですが、
エステティックを生業とする限り、最低限の知識は持っていただきたいと思います。
今回、この記事を見て2つのことを考えました。
一つは、
「やはり、本当のことをしっかり伝え続けなければならないな」と責任を感じました。
もう一つは、
「エステ業界は良い方向に向かいつつある!」ということです。
消費者がさまざまなメディアを通じて、広く、そして深く知識が得られるようになったこの時代では、
「プロ」といわれる立場の人間は、より勉強しなければならなくなります。
そしてそれを「伝える」能力を身につけなければなりません。
「本物」しか残らない・・・のかもしれません。
お客様のためには「本物」でないといけないのは当たり前ですね。
また機会を見つけて、肌の理論的なお話もさせていただきたいと思います。