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どん底からの復活経験を活かした事業活性化応援サイト

中小企業は人財・資金・情報。。。全ての経営資源が乏しいですよね。
そんな弱者である中小・零細企業が生き残り、活性化する術を、
どん底から復活した経験を活かしてご紹介していきます。

こんにちは。
組織活性化ディレクターの飛鳥 翔です。

今日のテーマこちらです。



から数千年前。




ある南海の孤島に、リク一族が暮らしていま

した。




その孤島には、外敵は居らず、リク一族は何

の不安もなく、ノウノウと暮らしていけました。




リク一族の主食はサボテンの葉でしたが、その

島にはソコココにサボテンが自生しており、食べ

物にも困ることはありません。


まさに、この世の楽天を謳歌し、争いもなく平和に

暮らしていました。




れくらい時は経ったでしょうか?

何不自由ない生活を送っていたリク一族に、

大変な事態が起きました。




この数千年間は、ノウノウと暮らせていたので

すが、一族の数は驚異的に増え、その島中が

リク一族に埋め尽くされています。





一族の長老がポツリとボヤきます。


『近頃はこの島も、暮らしにくくなったわい。サボ

テンの葉も簡単には手に入りにくく、ワシらの手の

届かん高い樹の上にしか残っとらん!

どうしたもんかいなぁ?』





見回すと、島中のサボテンの樹には、上の方に

少し葉を残すばかりです。





この一族はこれまで、何不自由なく暮らせてきた

ので、生活に工夫を凝らすことができないため、

どうする術も持ち合わせていませんでした。





の末路は明らかです。


あれほど平和に暮らしていた一族間で、サボテン

争奪戦争が起き、段々と一族の数は淘汰されてい

きました。




んな中、この一族の中に、カイと言う名の、好奇

心旺盛で争いごとが嫌いな若者がいました。





いつものように、数少ないサボテンの葉を巡る争いが島

中で起きている昼下がりの午後。

カイはお腹を空かせ浜辺でグッタリと横たわっています。





心優しいカイは、他人と争うより、このまま一人静かに

消えていこうと思っていましたが、若さのためか簡単に

は死にきれません。





、その時、カイの目の前に、大波に乗って一株の海

藻が流れてきました。

しかしカイ達一族は、サボテンの葉は食べるのですが、

その他のモノは口にしたことがありませんでした。





その海藻を目にしたカイは、『どうせこのまま死んでしまう

んだから、空腹だけでも満たして死にたいよ。

こんな海の草なんか食べたら、お腹を壊して直ぐに死ねる

だろう』と、勇気を出してその海藻を口にしました。





すると何ということでしょう!

初めは磯臭い匂いが鼻についた海藻ですが、モソモソ噛ん

でいるうちに空腹は治まり、力が体にみなぎって来るでは

ありませんか。





カイは、浜辺に打ちあがっている海藻を、次々に食べていき

ました。





ころで、この浜辺には、争いに破れた年老いた仲間達が、

カイと同じようにあの世からのお迎えが来るのを、ジット横たわ

って待っていました。





この年寄り達は、カイが海の草を貪る姿を見て、

『あぁ、とうとうカイは、死ぬ恐怖から気が狂ってしまったわい!!

あんなに元気で明るい若者だったのに、可哀想じゃのう』と、

哀れみの涙を流しました。





ところが、そのカイが狂い死ぬどころか、元気を取り戻して行く

ではありませんか。





その様子を見た一族の長老ひとりが、まさかと思いながら、

カイの真似をして、海藻を口にしてみました。


食べ慣れない海藻は、初めは磯臭かったのですが、不思議と

食べれないモノではありません。

食べ続けるウチに、その磯臭さにも慣れ、なんと食が進みます!





『いくら腹が減っているとはいえ、ナカナカいけるじゃないか!

皆の衆も食べてみようや』と呼びかけます。





他のモノ達は、初めは恐る恐る海藻を口にしますが、やがてその

美味しさに目覚め、海岸は狂喜の声が上がりました。





の様子を喜びの眼で見ていたカイは、フト不安が頭を過り

ました。





『この海藻も、このまま食べ続ければ、この浜からなくなって、

また争いが起きてしまう。

何とか海藻をいつも食べる事が出来ないだろうか?』と、考え

始めます。





この一族にとって、将来を不安に思い、考えを巡らし始めた、

はじめての瞬間
でした。





カイはジット考え続けます。

『この海藻は何処から来たのだろう?』と。

『自分が空腹で死にそうになっているとき、大波にのって

目の前に流れ着いたんだよな、確か!

ということは、海の中に生えているのかな?』





こで、好奇心旺盛なカイは、ビクビクしながら、海に

顔を突っ込んで見ました。

実は、カイ達一族は、泳ぎが不得意な種族でしたし、

孤島の周囲の海は潮の流れが早く、海に入ることが村の

掟で禁じられていたのです。





海の中を見回してみると、なんと海の底には海藻が群生

しているではありませんか。

宝の山を見つけた興奮から、カイは自分が泳ぎが不得意

なのを忘れ、海の深みに足を踏み入れたのです。





初めは塩辛い海水を飲み溺れそうになり咽びましたが、

だんだん泳ぎがサマになってくるものです。





そうなんです。

泳ぎが不得意なんかじゃなくて、これまで泳ぐ習慣が

なかっただけ
で、案外泳げる自分にビックリした

カイでした。





そのうち、海藻が群生する海の底まで潜り、一掴み海藻を

むしり取ると一気に海面まで上がったカイは、
声高々に

『獲ったど~~!!』と、雄叫びを上げました。





浜辺で、心配そうにカイの行動を眺めていた長老たちは、

この雄叫びを聞いて、ドッと歓声を上げました。





れ以降、カイ達海岸派は、これまでの内陸派のリク

一族から離れ、新しくカイ一族として独立しました。





それから数千年が経ちリク派の淘汰も落ち着き、リク派

は内陸部でサボテンの葉を食べ、
カイ派は海岸部に暮ら

し海藻を主食に暮らし、棲み分けがハッキリしていました。





かしこの間に、両派の間では交流が起き、その内に、

どちらにも属さない新しい一派が出てきました。

この一派は、サボテンの葉も海藻も食べるグルメな一派です。






ある海水温が低い年は、カイ一派は飢饉に見舞われ、餓死する

ものが多数出ました。


また天候不順で、サボテンが枯れる年には、リク一派は大きな

ダメージを受けました。


しかし、グルメな新一派は、サボテンが不作の年は海藻を食べ、

海藻が不作の年はサボテンを食べてましたので、大きなダメージ

を受けることなく一派は大きくなっていき、今となっては、
その島

で一番勢力が強くなりました。





このお話、もうお気づきだと思いますが、実は、ガラパゴス島の

イグアナの進化を観察したダーウィンの
『種の起源』を模したモノです。





リク一派は陸イグアナ、カイ一派は海イグアナ、そしてグルメな

新一派はハイブリッドイグアナの事です。





この『種の起源』を、経営に置き換えてみて下さい。

経営環境の急激な変化に乗り遅れた企業は、陸イグアナや海イグ

アナのように、かつての勢いを失い、淘汰される運命

あります。





急激な環境変化に対応するために、企業は常にイノベーションを

意識していかなくてはいけません。

これはドラッガーも言及していますよね!


どんなに厳しい経営環境になっても生き残れる組織はあります。


それは、常日頃からイノベーションに取り組み多様性への適応力

を身につけた組織です。


あなたの組織の適応力はいかがですか!?

ハイブリッドにどんな経営環境にも対応できるよう、イノベーション

に取り組んで下さい。