どうも、僕です


前回内装がほぼ完成したMR2の続きを作っていきます。




ボディーやバンパー等の外装パーツにサーフェイサーを吹きました。
缶ではなく、自身で色味、濃さ等を調整したものになります。

サフでモールドが埋まらないよう、あらかじめ
主だったモールドはラインチゼルで深く彫り直しています。



で、ペーパーやスポンジヤスリを使って、
表面を剥がすように均していきます。
いわゆる捨てサフってやつです。

せっかく塗ったサーフェイサーを削るのはどういうことかと言うと、これで削れずに残った箇所は
プラのヒケが発生していたり、傷が入っていた
ということになるんですね。

人によってはほとんど元のプラが見えるほど
削り込む人もいますが、僕はそこまで攻めると
エッジやモールドを落としかねないのでこのくらいで。



表面や溝に付着した削りカスはタミヤのクリーニングブラシで除去します。

大きく柔らかい方のブラシでざっと掃除してから、
溝は小さく硬い方のブラシでこそぎ落としていきます。

これ、クリーニング用に1本持っておいて損は無いですよ。
柔らかい方のブラシは想像以上に柔らかいので、
飾ってあるモデルをそのまま動かさず掃除できたりしますからね。



掃除が済んだら、
全体にクレオスのガンクロームを吹きました。
今回はホワイト/シルバーのツートンにするので
フェンダー側のシルバー塗装と、ホワイトの下地も兼ねています。
グレーサフの上からホワイトを塗装するより、
シルバーの上に重ねた方が発色がいいので。



さあ…… 苦手なマスキング作業です。
バンパーはほぼ直線的なラインなのでマスキングは問題ないと思いますが、今回はフェンダーのアーチをマスキングする必要があるので……

AE86などツートンカラーが有名な車種だと
ツートン用マスキングシールなども付属しますが、
この場合何も無いので完全に自力です。



フェンダーのアーチ部分は、サバンナRX7でも使用した
タミヤの曲線用マスキングテープを活用しました。
少しずつRを作りながら圧着させていく感じで……

もうこれが無いと曲線マスキングなんて絶対できません。




マスキングが出来たら、上からフィニッシャーズの
ピュアホワイトを3〜4回重ね塗りし、マスキングを
剥がしたものがこちら。

おっ!無事成功と言ってもいいんじゃないでしょうか!?

肉眼でじっくり見ると、微かに境目がガタついている
箇所などありましたが、半乾きのうちに楊枝などで
カリカリ削り落とすことが出来ました。

パッと見は違和感なくツートンカラーになっていると思います!



難関だったフェンダーのアーチ部分も、
曲線デカールのおかげで綺麗な仕上がりになったのではないでしょうか。

今回は以上となります。
次回はその他の細かい塗装や、デカール貼りになるかと思います。

ではまた!

トラストミー