どうも、僕です

他のキットばかりに手をつけて全く記事を上げられていない
ウアイラの続きです。 やっとか。



ボディーのパーツは白い成型色となっており、
今回はキャンディ塗装でメタリック感を出していこうと思います。

  

塗装する前に、実車では別パーツになっている部分の
パネルラインが塗装で埋まらないよう、
筋彫りをしてモールドを深くしておきます。

まずはケガキばりで軽くガイドを彫っていきます。
彫るというよりはなぞる感じで、かるーく。


 
ケガキで彫ったガイドに沿って、ラインチゼルで
さらに深く彫り込みました。0.15mmだったかな。

深くしすぎると溝の部分でパックリ割れてしまうので、程々にしておきました。



筋彫りや表面処理を済ませたボディーに下地塗装。
クレオスのウィノーブラックでツヤありの黒に。


 
黒下地の上からクレオスのスーパーシルバーを吹きました。これも下地です。

スーパーシルバーはエアブラシ向けと銘打った塗料で、
2コート用となっており、塗りっぱなしでは本領を発揮しません。
上からクリアカラーでコートする事で
美しい輝きになるという特殊な塗料となっています。

シルバーなどのメタリックはクリアコートすると
クリアーが塗膜に侵食し、金属粒子の並びを
乱してしまうことでツヤが落ちたりムラになったりするものですが、
これはそういった現象に対して強い…ということなのでしょうか。
いまいちよく分かっておりません。



他のボディーパネルも同じ塗装工程でシルバーに。


フロントフェンダーにエッジが確認できるのですが、
ここは実写でも同様のプレスラインがありますが
ここまでハッキリとしたエッジではないようです。
柔らかいヤスリ等で完全に削りきらないよう慎重に均しておきます。


 
シルバーが定着したら、クリアーレッドを上から塗装しました。

このクリアーレッドはガイアカラーのクリアーレッドを
ベースに、クレオスのクリアルージュ、クリアオレンジで色調を整えたものです。

ガイアカラーのクリアーレッドは他のメーカーの
同色に比べてかなり深い色が特徴で、
重ね吹き回数を少なく抑えつつしっかりと発色させることが出来ます。

また、こういった点からか非常に人気色となっていて、
ズラっとガイアカラーの在庫が並んでいてもクリアーレッドだけ無い、ということも多々あります…。

モデラーの方は並んでる在庫を見つけたら、買い占めないよう
ほどほどにでもいいので入手することをオススメします。
 


フロントのパーツを上下合わせるとこんな感じ。
フェンダーのエッジも自然なラインになりました。

ボンネット中央がしっかり塗られていないのは、
この後の工程に理由があります。



タミヤのデカールでカーボンパターンを再現しました。
曲面主体で複雑なラインのため、1枚貼りでは
到底うまく貼れませんでした。

デカールをカットしていくつかのブロックに分け、
パーツの面に馴染ませるようにして貼り付けました。
また、分割したデカールを貼る際、
カーボンパターンがズレると結構目立つので
そこもズレないよう慎重に合わせます。 

うまく貼れたら、ヘッドライトの部分を
メタリックブラックで筆塗りして全体に何度かクリアーコートを施しました。

ヘッドライトの部分は後から 「カーボン仕様で黒いパターンもある」と知って焦りました。

ここもデカールで再現しようと思いましたが、
かなり複雑でモールドもそこまでハッキリしていないので断念…。

実車はこのようにカーボン素材となっている
箇所がいくつもあり、それを再現しようとすると大変で…。

曲面に細かくカットしたデカールを馴染ませ、
全部貼り終えたらクリアコートして段差を削り、 
またコート。  

正直やるんじゃなかったと少し後悔していますが、
いい物が出来上がると信じて少しづつつ進めていきます。


ではまた!

トラストミー