どうも、僕です。

ハセガワ製 サバンナRX-7(SA22C) 前期型が完成しました。

簡易ブースで撮影したので、感想とともにいくつか写真を紹介します。



リトラクタブルライトを開けて。
リトラは説明書ではフロントバンパーを接着しない事で完成後も開閉可能とありましたが、
接着してしまってもフロントのタイヤハウス内の隙間から
細い棒などを差し込んで裏から押し出すことで、
完成後も開閉可能でした。
バンパーを接着しないと結構ガタつくので、
この方法をオススメします。



ライトのリフレクターはメッキパーツが用意されているので、光をよく拾って存在感があります。
ランプカバーの溝もちゃんと向きが指定されているので、
実車さながらの臨場感です。
もっと旧車っぽくしたい人は、薄くクリアイエローで
黄ばんだ感じにしてもいいかもしれません。



サイドビュー。
ここで今回の失敗点。
制作記でも書きましたが、フロントとリアバンパーの
接着部の分割線を消していません。

後のバリエーション展開用にパーツが換装できるように
実車には無い分割線が出来てしまうのだと思われますが、
本塗装して研ぎ出し後に気付いてしまったため、
リカバリーせずに仕上げました。

フロントはサイドモール付近で目立ちませんが、
リアは少々目立ちますね……

仮組みの重要性、実車資料からの情報収集が
大事だと改めて思いました。

(タミヤとかは説明書で「実機にはない分割線です。パテ等で埋めてください」とか書いてくれるから、他のメーカーもそうしてくれると嬉しいなぁ、なんて)


車内です。
デカールで再現したチェック柄のシートは、
スモークを吹いた窓ガラスからでも目立ってアクセントになりますね。
昔っぽくていい味。


ホイールは元々1色のつや消しメッキでしたが、
中央をより渋みのあるアルミ調にしてみました。

リム部分との色の違いが分かるかと思います。




フロントとリアのエンブレム。
付属のメッキパーツを薄く加工して接着後、
デカールを上から貼りました。

メッキパーツを使うにしろ、デカールのみの再現にするにしろガイドが無いので、
「この辺かな?」と自分で位置決めして貼る必要があります。

ヤスリがけで消えるような微かなモールドでもいいので、
ガイドになる目印が欲しいところです。



リトラを閉めて何枚か。





キットを完成まで組んだ感想ですが、
何より完全新規金型なので、パーツの精度や
整形技術、組み心地は流石の鮮度だと思いました。

パーティングラインの発生もごく僅かで、
その数少ないライン自体も目の細かいヤスリでも
すぐ消えるぐらい軽度なものとなっていました。

プラ自体も硬すぎず柔らかすぎず、
バリ何てものはリトラの開閉部が少し気になるぐらいで、ほとんどありません。

(稀に、ニッパーでパーツを切った際のトゲをバリだと勘違いしている方がいますが、あれは「ゲート跡」でバリと言うのはたい焼きのはみ出した部分みたい二なってるプラの事を言います。)


先に述べた通りリトラクタブルライトが完成後も開閉可能で、
尚且つ開/閉状態どちらも自然で違和感なく綺麗に仕上がります。


元々の車の色自体がそこまで複雑じゃないこともあり、
面倒なマスキング作業などもほぼありません。
バンパーのブラックの部分、窓枠などはマスキングが必要ですが。


また、ハセガワ製カーモデルの特徴として、
説明書に指示がないボーナスデカールも今回も豊富に付属しています。

RX-7のマークが入ったサイドストライプ用のデカールや、
おなじみ車検ステッカー、点検ステッカー

品川、横浜などの好きなナンバープレートを再現できるデカールも入っていました。
これは別のカーモデルにも流用できるのでぜひとも
ジャンクとして保管しておきたいですね。



気になった点としては、自分の確認不足でもありますが、
バージョン展開の弊害による実車にはないモールド、分割の処理がやや多いのが気になります。

サイドに1列に走るリベットモールドが成形されていますが、
このバージョンでは全て削って消します。
最初知らなくて処理をせず、塗装後に実車の写真を見て違和感に気づきました。
説明書には小さい記述ですが記載はされています。

あと何度も言う通り、前後バンパーの接着部の分割線……

それと、成型色がライトグリーンとグレーの2色成形なのですが、
グレーのパーツはシャシーを除いてほぼ大多数が
セミグロスブラックの塗装が必要になるため、
最初から黒いランナーだと良かったな、と思いました。

組み立てで大変なのは窓枠のマスキングと
デカールを使ったチェック柄シートの再現くらいですかね。




というわけで、サバンナ RX-7でした!
ちょっと悔いの残る失敗点はありつつも、
おおよそ綺麗には仕上がったかと思います。

リアスポイラーやドアミラーなどの変更点により
よりスポーティーな見た目になった後期版も
発売がアナウンスされたので、気になったらぜひ、オススメです。

次は同ハセガワ製のこれまた新キット、
MR2を作ろうか、ずっと積んでるアオシマのガルフ仕様マクラーレン F1 GTRとで悩んでいます。

後はMGプロヴィデンスガンダムの写真も撮って、
このブログでの初ガンプラ紹介もいつかやらないと……

もちろん、ちまちまパガーニ ウアイラも進めています。
(我ながら相当めんどくさい仕上げに手を出してしまったので、まだまだかかりそうです……)

ではまた次回です

トラストミー