どうも、僕です

最近、YOUTUBEで期間限定全話無料配信していた頭文字Dのアニメ1st stageを毎晩観ていました。

僕は頭文字Dのアニメを初めて観たので、最初はレースシーンの3DCGが「ちょっと安っぽいな……」と思いましたが、それに慣れればクルマの挙動もかっこいいし、何よりユーロビートがバトルにマッチしててどハマりしちゃいましたね。

トレノのキットはアオシマの拓海フィギュア付きの物を所有していますが、新たに啓介が付属するFD3Sも買っちゃいました。

他にも、作中での活躍はあまりありませんが、180SXとかも欲しくなっちゃいましたね。


さて、前回開封してパーツチェック、ボディーカラーの塗装まで済ませたサバンナRX-7の続きです。

塗装したボディは、水性プレミアムトップコートの光沢でコートしました。


僕は、ラッカーメタリックカラーの上には水性かウレタンクリアしか使いません。

ラッカーで塗装したメタリックの上からラッカークリアを吹く際は、かなり気を付けて吹かないと下のメタリックを侵食し、メタリック粒子がバラついてしまいムラのある塗装になったりする失敗が付き物です。

ですので、安全を考慮して水性、もしくはウレタンだと比較的塗装の質感そのままにオーバーコートすることが出来ます。

今回はウレタンではないのでそこまで攻めた研ぎ出しは出来ませんが、
柚肌を均す程度に研いでいきます。



GSIクレオスのラプロスという研磨シートを使って表面をヤスリがけしていきます。

最初に使ったのは4000番ですが、ラプロスは他の紙ヤスリとは番手の意味合いが少し違うので、これは一般的なヤスリでいう2000番相当になります。




サイドもエッジを出さないよう気をつけながら……



全体のツヤが消えるのを目処に仕上げます。
この写真を見ると窪みやフェンダー部分に少しツヤが残っていますが、今回は塗膜がそこまで強くない水性コートなので、程々に。
ウレタンでコートした場合は光が反射する箇所が無いようにこの時点で入念に均すと最終的な仕上がりに大きく影響します。



ラプロスの番手を上げて、6000番、8000番と順番に磨いていきます。
この番手も一般的なヤスリでいう3000番、4000番相当になります。

この時点でけっこうツヤが復活していますね。


研ぎ出しをしたことない方からすると、
「ツヤを消してツヤを戻すってどういうこと?」
と思われますが、光沢というのは表面の凸凹が少なければ少ないほど鏡面に近い光沢が生まれます。

そのため、クリアコートで塗膜の厚さを稼ぎ、
そのクリア部分を均一に均して磨くことで最終的に
塗装吹きっぱなしより綺麗な光沢が生まれるということですね。



ここからはコンパウンドを使います。
ラプロスで4000番相当まで磨いたので、それより番手が低い荒目のコンパウンドは使用しません。

今回はタミヤの細目、仕上げ目を使いました。



コンパウンドって未だにどのくらい付けて磨けばいいのか正解がよく分かっていません。

よく模型誌には「コンパウンドはケチらないこと」と
書いてあるので、昔よりは多く使っていますが、
洗浄が中々大変で……

磨き始めの抵抗感が無くなって「キュッキュッ」
という手応えになってきたらコンパウンドの番手を上げていきます。



仕上げ目で磨いた状態です。

すでにクリア吹きっぱなしよりツヤが出ていますが、
最後にもう一段階



ハセガワのセラミックコンパウンドで仕上げます。
これはコンパウンドの中でもかなり研磨力が弱い方なので真価を発揮するには事前にしっかり下地を作る必要がありますが、
研ぎ出しの最後に使うことで更なる光沢を生み出すことが出来ます。






今回の研ぎ出しは最終的にこのような仕上がりになりました。
光沢が分かりやすいように照明を増やしたら
写真の色味が変わってしまいましたが、それなりに仕上がったかと。

ウレタンクリアでは無いのでそこまで攻めた研ぎ出し
は出来ませんが、僕はまだまだ研ぎ出しのスキルが低いので水性でこの仕上がりくらいで今は満足……



上が研ぎ出し後、下が研ぎ出し前の写真です。
下の画像も、高品質のプレミアムトップコートを
吹いた直後なのでいい光沢具合に見えますが、照明が映り込んでいる箇所を見ると、反射が歪んでいることから表面の柚肌具合が伺えます。

上の画像では、歪んでいた反射が比較的クッキリ映るようになり、
下であまり光を反射していなかった箇所も反射したりしていますね。

塗膜が弱いと言われる水性でここまで研ぐことが出来るので、やっぱりプレミアムは違いますね。
エアブラシメインになってからも水性トップコートはずっとお世話になっています。
  

今回はここまでです。


次回はシャシー編!


トラストミー!