今回は、模型作りの箸休めとして製作記のキットとは別に
ちょこちょこ気軽に進めていたものが完成したので、
軽く紹介していきます
ハセガワよりキット化された、日産のスカイライン GT-R NISMO仕様です。
NISMOというのは、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルの頭文字(NISSAN+Motorsports)
からなる愛称で、レースで培った技術やノウハウを駆使して
日産の市販車をチューンナップしたモデル、ということだそうです。
今回のモデルも軽量化のために純正パーツから変更された箇所があったり、リアワイパーまで省かれている仕様などが再現されています。
スカイラインGT-R、特にこのBNR32型は人気の名車であるため、
各主要メーカーから同車種のキットが出ています。
今回のハセガワ製は最も後発であり、
エンジンレスですが各種デカール、窓枠塗装用マスキングシールやメッキパーツのエンブレム類など
豪華な仕様となっています。
ただ、タイヤの軸がかなり細いので折れやすく、
特に衝撃を加えていないのに突然モロッ、と折れることがありました。
それとヘッドライトの黒い縁を塗るのが中々大変ですが、
油性ペンの極細を使うとちょうどいい太さで塗ることが出来ました。
油性ペン独特の光沢は、最後のクリアーコートでどうせわからなくなるのでOK。
各種エンブレム類はメッキパーツで出来ていて
リアルな出来ですが、取り付けにおいて特にガイド
などはないので
実写の資料写真などを用意してにらめっこしながら
慎重に取り付ける必要があります。
また、リアに取り付けるNISSANのロゴと
GT-Rのエンブレムはかなり分厚いので、そのまま
取り付けると不格好です。
リューターなどで裏を削って薄くして取り付けました。
GT-Rのエンブレムはもっと薄くしてもよかったかも。
今回はメッキを活かすために裏が透明になっている
デカールをエンブレムの上から貼り付けましたが、
エンブレムそのままの見た目のデカールもあるので、
メッキパーツの取り付けを避けたい人、
気に入らない人はデカールで再現することもできます。
特にGT-Rのエンブレム部のデカールは、
エンブレムそのままの見た目のもの、
裏が透明になっているもの、
「GT」の黒部分、「R」の赤部分だけのもの
と3種類も用意されています。
今回は3つめのデカールを使用して
メッキパーツを際立たせました。
エンブレムの取り付けやタイヤの脆さなど気になる点はありますが、
マスキングも少なく鍵穴などもデカールで再現
されている痒いところに手が届く良キットです。
ライトのオレンジ、レッドも色付きクリアパーツで成型されていますしね。
この型のスカイラインが好きなんだ!
という方はぜひ。おすすめです。
それではまた