やっぱ自分ってお芝居が好きなんだなぁ。


『幸せの刻』の全公演が終了して真っ先に思ったのがこれでした。

今回、私は『愛』という一人ぼっちで過ごしていた女の子を演じさせていただきました。
稽古は愛の明るさや素直さ、自由らしさを上手く掴むことができなくて。
周りからは『愛って喜多丘ちゃんじゃん。そのままでいいと思う。』って言って貰っていたんだけど、それが難しい!(笑)
私自身も愛って普段の私にすごい似てるなぁって思ってたの。
でもいざやろうとすると全然違うものになってしまって。
難しいね、自分に似た人物を演じるのも。

ラストシーンでは愛がもつ明るさなんて微塵も感じさせない憎しみと嘆きの演技。
最初は『子供が駄々をこねているみたい』『全然できていない』ってハッキリとダメだしを頂いて悩んだ。

悩んで悩んで段々と『よくなってきた』って言われると嬉しかった。


私は小屋に入ってからかなり演技が変わったらしいです。
良い方に。
全く自覚がないんだけど(笑)稽古場でも本気だったしね!!
でもやっぱ私は空気に本当にのまれやすいんだなって今回でハッキリと思いました。
小屋に入ってライトを浴びて、マイク前に立って、観てくださるお客様がいて………そんな幸せな空気にのまれて気持ちよくなっちゃうみたい(笑)




小屋に入るまで本当にダメダメなところばかりで共演者の方々には本当に迷惑をかけたなぁ…。
それでも優しく一緒に歩いてくれた皆さんに、私は本当に感謝してます。
ありがとう*

アンダー……アンダーなんていえない!
もう一組の『幸せの刻』メンバーにも感謝してる。
同じ役のキャストには仲間でありライバルとしてみてた。
私とは全然違う愛ちゃんで本当に刺激をもらった。
団結力が凄くて、観ていて気持ちのいいテンポ感で。
本当に気持ちいいお芝居だったなぁ……。




明日につづく(笑)

ちはるヒヨコ