未舗装の路地で、
ぉお〜、
ニワトリの足の指カット?、
「でも、どうして?」、
と思ったら、
脚の裏(人間でいうアキレス腱のあたり)、
「蹴爪/けづめ」というのがあり、それを鉄ノコでギコギコと、カットしているだけでした。
ボクが貝印の爪切りで、
「パチン」するのとおんなじで、痛くないそうです。
とは言え、
このギコギコ、
どうにも痛そうに見えます。
フィリピンではフツーの光景らしく、
カットのお父さん、
「うちの子どもたちが、
コレでケガするダカラ」と、
2センチほどに伸びた蹴爪を指さします。
日本でも飼っている人たちには、フツーな作業なのかもしれません。
お父さん、
切り終わった蹴爪は、
通りへポイと放り投げ、
はい、オシマイ、
フィリピンですから。
お父さんの子ども2人(5、6歳の年子)ニワトリの小さな頭を人さし指で、
撫で撫でします。
「爪をキレイキレイして、
よかったダネ」、
とでも言いたいように。
そして、
「コレで、揚げた脚も食べやすくなるダヨ」と、
だって、もうすぐ、
クリスマスですから。




