通り沿い、
サリサリ(一軒間口の何でも屋)
店先、カゴにマンゴーの小山。
もう表面にはシワが寄り、
萎びかけた感じがあり、
「明日の朝にいいかなぁ」と、
萎びたヤツ1個、
もっと萎びたヤツ1個を選び(中が柿みたいな色になり熟している)
いつも持ち歩く全粒粉パンの空袋へ入れ、
太った女性オーナーに渡し、
重さを計ってもらいます。
奥にあるサリサリのコンクリカウンター、
そこへ日焼けした兄ちゃんが来て、
「レッドホース、スタリオン」と。
レッドホースはビールのブランド、スタリオンは瓶330ml入、
このスタリオンを置いている店、
かなり少なく、ボクは数件しか知らず、
500mlか、1㍑が普通です。
ボク、女性オーナーに、
「ここで飲めるの?」と、
人さし指で足元を指し、
それは「店先で飲めるの?」という意味。
コロナウィルスに関連しての規制で、
9月20日で酒販売禁止が解けてはいますが、
もしかしたら未だ店先での飲酒は禁止なのか、
けっこう断られます。
女性オーナー「飲めますよ」、
ボク、即「bognaw /冷えてる?」、
女性オーナー「はい、冷えてますよ」と、
自信ありげです。
冷えてない場合の方が多い、
ココ北緯7度です(笑
コンクリカウンターへ置かれた、
冷蔵庫から出されたばかりのスタリオン、
栓抜きで王冠が開けられ、
その瓶の口元からはうっすら白い、
小さな霧が昇っています。
テキトーにコンパネ板で作られたテーブル、
天板にはなぜか白い紙が張ってあり、
そこへスタリオンを置き、
先に飲んでいた兄ちゃんと同席、
兄ちゃん、
カウンターでタバコ(バラ売り)2本買い、
カウンターで火を点け、
深く吸って、その煙をゆっくり吐き出します。
店先でライターを貸すのも、
店先で吸うのも違法です(笑
兄ちゃんプラスチック椅子に座って、
思い出したように立ち上がり、
また何かを買って戻り、
小袋をボクへ見せて、
兄ちゃん「pulutan /つまみダヨ」と、
小袋を裂きテーブルへ小さく盛ります、
ネスレのミロ(ここではマイロと発音)
兄ちゃん、人さし指を舐め、
その麦芽飲料の粉をつけ、ひと舐めし、
スタリオンの瓶へと口をつけます。
ボク、口が半開きのまま目が離せず、
兄ちゃん、ボクの前にも、
麦芽な小山を作ってくれ、
ですが、
ボクはていねいに辞退 (笑
ビールのつまみに「ミロ」、
世界が広いのか?、
ボクのココロが狭いのか?
それとも、
その両方なのか?
帰り道、
ふと、
麦原料のビール、
そして麦芽飲料のミロ、
麦々な組合せ、
けっこうオイシーのかも(笑


