これから引越す先の貸家、
独立した電気、水道メーターがなくてですね、
普通は、どこでも独立したメーターが取付けられています。
70代で大柄な女性オーナーが、
「今まで、電気、水道料金いくらだったの?」
ボク、ちょっと口ごもり、
「えっとですね~、ん~」

ボクの電気料金請求と、領収書、

6ペソ89センタボス (15円くらい)
フィリピンの一般家庭は、500ペソくらいだと思います。
冷蔵庫ナシ、エアコンもちろんナシ、
炊飯器、洗濯機、テレビもナシ、
フィリピン人であれ、日本人であれ、
信じてもらえない「暮らし」、
信じてもらえない電気料金。
水道料も2か3立米で、最低の125ペソ、
そのままオーナーに伝えたら、
かえって怪しまれそうで、口ごもっちゃいます (笑
ボク「とっても、とっても少ないんですよ、
信じてもらえないと思うので、
明日、その請求と領収書持って来ます」
翌日、過去7ヶ月分の領収書を見せて、
オーナー、領収書とボクの顔を交互に見て、
「あなた、どんな生活しているのぉ?」
ボク、ていねいに
「日本から持って来た扇風機と、
ラジオと、この iPad mini です」と、
クリアゴールドのカバーをかけた中古の iPad mini を、
葉書でも見せるようにオーナーへ見せ、
オーナー「ァハハハぁ、スゴい生活してるのねぇ」
首にかけたタオルで、額の汗を拭きながら笑います。
ということで、
電気料金、水道料金は家賃5,000ペソに含まれ、
めでたし、メデタシ (笑
何よりも、嬉しく、めでたいのは、
水道、電気料金支払いの行列に(特に電気料金)、
並ばなくてもいいことなんですよ。
ここ北緯7度、
ボクの暮らしにも、
ささやかなカイゼンがみられそうです (笑
