隣に住む大家さんから、いただいたパイナップル

悪いタイミングでのギフト、
タイミングぴったりのギフト?
昨日、大家さんに家賃7,000ペソ払いました。
4月に訪問し敷金(デポジット)2ヶ月
先払い(アドバンス)1ヶ月 、合計21,000ペソ支払い。
ですからその7,000ペソは、来月分(7月)と思ってたら、
大家さん「5月に届いた荷物を預かっていたから、
アドバンスは5月分に当てて、これは6月分になるのよ」
ボク「マヂカル~!」とココロの中で(涙)
確かに、5月初旬に身の周り品段ボール6箱、
その後、マウンテンバイク1箱の、計7箱。
この家を紹介してくれた、近所に住む大西さん(仮名、男性)の、
奥さんのナンシーさん(仮名)から言われてました。
「フィリピンではその時点(5月)から、支払いが始まるからね」と(涙)
ボク「詰めが甘かったなぁ~」と、
契約の時、面倒がらずに数直線でも描いて、
そこに、「今 ・ 5月 ・ 住み始める6月1日」と書き入れ、
5月に着く荷物の支払い免除を、ダメ元で言うべきでしたね。
支払い、部屋に戻って、
「まぁ、そういうもんなんだから、仕方ないよ」と、
自身へ言い聞かせますが
なんか、気持ちがモヤモヤして、納得いきません。
気晴らしに、
マウンテンバイクで近所の小探検(苦笑)
1キロほど走ると、周りは椰子や低木の林、
その合間にコンパネ、ブリキ屋根の家々がポツリポツリと。
垂れたハンモックに赤ちゃんが揺られ、
オッパイの大きくなったノーブラのお母さんが、
近所の人たちと世間話。
そして、気がつくと迷子のボク(汗)
マウンテンバイクを押しながら、
英語の分かりそうな人を探します。
タンドゥワイ・ウイスキーを一人で飲んでいる、
上半身ハダカのお父さん(他にいません/涙)に訊くと、
きちんとした英語で、帰り道をおしえてくれます。
いやぁ~、ラッキー!(笑)
マウンテンバイクのペダルを踏みながら、
「ダメ元で大家さんと交渉かなぁ」と。
ボクは日本で営業マンでしたが、
交渉ごと、苦手なんですよ~(笑)
きしむ鉄ゲートを開け、
マウンテンバイクを先に家に入れていると、
大家さんがパイナップル2個を持って来ます。
「アチャ~!、交渉切り出せないじゃん~~!」
喉元から腹へ、重~いモノが落ちていきますが、
言ってみるしかないか! 、と。
ボク、丁寧に「あのぉ、5月分の家賃なんですがね、
荷物を預かってもらい助かりました。
ボクは5月に寝泊りしてませんでしたので、
ディスカウントしてもらえないでしょうか?」
その間、大家さんの目はボクを見据え、
一言ももらさず聞いている、そんな感じです。
大家さん、一瞬ニコっとして、
「そうね、じゃあ来月は4,000ペソ、でどう?」
ボク「 Yes ! 」
金額よりも、自分の主張が認められたようで、
ココロの中でガッツポーズ(笑)
そして、ボクは握手を求めます。
大家さんは教師を42年間していたそうです。
現在、70歳の太めの女性は、
交渉下手な日本人の、
ココロの中はお見通しかもしれません(笑)