フィエスタ(お祭り)用のお米、
軍団の「燃料」

Lukay (ルーカイ)というココナッツの葉で包み、


Puso(ポソ)を作り大釜で茹で蒸し。
これだとゴハンの無駄が少なくて、
いいそうです。
なにしろ150キロのお米で、
約1,000個のポソを作るわけですから、
6人で交代しながらの編み込み。
彼らの「オニギリ」
みんな子供の頃から編んでいるから、
手が覚えています。
3:00 ※※ 注意画像 ※※
ブタの解体が始まり

1匹は捌き解体、他は2匹は、

竹を貫通させ炭火で、
廃トタン板で熱線を避けながら、グルグルと4時間。
溶けた脂がぽたぽたと、ブタの身体の形に垂れ、
火が点き、終始煙ります。
調理に来たのは親せきの伯父さんと、息子家族。
長男はお父さんと同じ顔、左肩にハンニャの刺青が似合ってます。
夜はリビングでざこ寝、タフですね。
うちは前のコンクリート舗装路に向けて、
45センチスピーカーで音楽を流します。
2,015年、YouTube ベスト曲をチョイス、
ケチケチせず、耳栓では防ぎきれない音量で。
通りを歩く若い女性、子供たちは例外なく、
リズムに合わせ身体が勝手に反応して、
音楽を見えるようにしたら、きっとこんな形になるようにと。
悔しいですが、ボクには出来ません(笑)
14:00
普段は人気のない、スポーツイベントもある大広場。
放し飼いの犬や、半ノラヤギ、
時にはノラ人間(笑)がいるだけの広場ですが、

創作ダンスコンテスト・小学生の部
観客が日陰へと集まる中、強い日差しを顔に受けながらの演技、
ガサつくスピーカーから、町のどの地区、人数、
振付け師の名前と、演技の時間がアナウンス、
11分30秒と。
ダンスは熱との戦いでもあるのです。

汗がそのまま蒸発してしまうような日差し、
その熱さに顔を歪める子供もいます、




ボクが日陰でウチワを扇いでいると、
演技を終えた、上下パステルピンクの少女が息をはずませ、
お母さんの元へ来て楽しそうにオシャベリ。
パールのアイシャドウにシルバーの小さなピアス、
ピアスにはエンゼルフィッシュが揺れてます。
今まで蒸発していた汗が、こめかみからあごへ、
小さな水滴となってぽたり、またぽたりと。
彼女のパステルピンクのブーツ縫い目は粗く、
手縫いのようにも見えます。
お母さんが、流れる汗にハンカチを当て、
パールのアイシャドウが薄れていきます。
16:30
いつものサリサリストアでビール、
ですが、
冷えてるサンミゲルは1本のみ、
もう1本はレッドホース・ビール、

こうゆう時、
いつもは舌打ちですが、
この日は黙って、
チャーミングな妻と一口ずつ交換しながら、ビールを。
ボク、
「あなたたちって、幸せそうだよね」