リノベーションに必要な技術・知識 その1 | 理想的な住まいを!

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こんにちは
すまプロです。

実際に
リノベーションを施工する場合に
必要な技術や知識としては
どんなものがあるのでしょうか?

まず、
リノベーションの意味するところは、
従来の内装や設備の大部分を解体撤去し、
新たに内装設備を施工するということです。

一部分だけの改装をする場合は
リフォームといいます。

そこで、
リノベーションを依頼する業者に
事前に確認しておくこと
について
お伝えしておきます。

築30年の中古マンションでも
外気に面した壁の内側には
断熱施工をしているはずです。
※壁の外側に施工する外断熱という工法もあります。

この断熱の仕様や施工範囲については
以前は、住宅金融公庫などが定める仕様に準拠して
行われていました。

古いマンションではグラスウールも使用されているケース
がありますが、多くはウレタンフォームや発泡ウレタンを使用します。

原則として、この施工範囲は室外から室内側に1mの範囲
天井・壁・柱・梁のコンクリート面
です。

また、断熱性能を効果的にするために、地域ごと、使用材料ごとに
材料の厚さが決められています。

リノベーション施工業者に、断熱施工の知識や監督能力がなければ、
コンクリート面からの結露や暑気冷気を避けられません。

リノベーションの名目で、既存の断熱材を撤去して、新たに断熱施工
をすることなく、「コンクリート打ちっ放し」風に仕上げることは、感心できません。

業者にとって施工コストをカットする以外、お客さまにとってのメリット
はありません。

また、「コンクリート打ちっ放し」という仕上げは、当初の建築時に、
予め打ちっ放し箇所を設計上で範囲を明確にすることで、専用のコンクリート型枠を使用し、コンクリートを増し打ちし、美しく仕上げます。

ところが、マンションの室内側では、通常は打ちっ放しにはしません。
打ちっ放しは施工コストが高くつき、また、室内は床・壁・天井共に
内装をするために、打ちっ放しの仕様が必要ないためです。

従って、通常のコンクリート面には、コンクリート型枠を固定していた
金具の一部が残っていたり、多少の段差があったりします。

断熱施工を行う箇所については、不燃材の下地を使用した内装が必要になります。