こんにちは
すまプロです。
今回は前回の続きです。
「それなら、今の家賃とほとんど同じですね。」
「そうですね。中古マンションを上手に選んで、現状の内装や設備をすべて解体して、新たに最新の設備を入れて内装を完成しても、新築を購入するよりも、1000万円ほどお安くなることがあります。」
「わかりました。そのスタイルで行く場合に、他に問題点はありませんか?」
「問題というのではありませんが、マンションには管理組合があり、管理規約という決まりがあるので、それを確認することは必要です。私どものほうで確認できます。」
「管理規約?」
「そうです。内装の工事の場合はいつまでに管理組合に届けて承認を受けるとか、ペットはどのくらいまで可能か?などです。」
「そういうことは中古マンションを買う場合の必須項目ですね。」
「あとは、お客様のライフスタイルにフィットした内装設備のプランニングですね。」
「そのプランニングでどのくらい時間が必要ですか?」
「弊社では、中古マンションをご購入頂くご契約と、リフォームする工事契約を同時に、セットで契約することができます。これによって同じ金利、同じ期間で融資が受けられます。ただし、中古マンションは手付金をお支払いいただいてから、およそ1カ月以内に残金決済をして頂くことになります。そのうえで、手付金をお支払い頂く段階で売買契約を締結することになります。そのため、手付金をお支払い頂くまでにおよそのプランと工事金額を算出しておく必要があります。」
「手付金を支払うまでにどのくらいの時間がありますか?」
「この物件でよければ買付予約申込を頂き、他人の申込を制限します。この予約の有効が通常2週間以内です。早速、弊社のリノベーションの担当と最初にお打合せ頂いてから、約1週間後にプランの大筋の合意を頂ければ、その数日後に売買契約となります。」
「プランをゆっくり考える時間がないのですね。」
「融資申し込みをセットにすることは、お客さまにとって有利になります。物件の売買契約を先行して頂くことは当然可能ですが、リフォームに関する融資手続きは、別途お客様のほうで金融機関と交渉して頂く必要があります。その場合、金利はやや高く、返済期間は短い場合が多いですし、お客様が既に物件購入資金を融資済みで、追加してリフォーム分の融資を受けることになりますので、融資可能金額が制限される恐れもあります。」
「よくわかりました。とりあえず、リノベーションのご担当とお会いさせて頂けますか?」
「承知いたしました。弊社のリノベーション担当は、商品企画やコーディネート、建築技術やコストについてプロフェッショナルが揃っておりますので、ご安心ください。」