先日のお茶会で、東方美人や蜜香烏龍茶などなど…甘い風味を持つお茶を作るために欠かせないうんかちゃんはお茶の葉を噛んだあとどこへ行くのだろう…という話題で盛り上がりました笑

 

日本での正式名称は「チャノミドリヒメヨコバイ 」、台湾では「小緑葉蝉」と言います。

学名は「Jacobiasca formosana」

俗称は「うんか」。これを漢字表記にすると「浮塵子」。そして台湾も同じこの言葉を使っています。

なんか嬉しいルンルン

 

そこで、調べてみたら…

凍頂烏龍茶の故郷、台湾の南投県鹿谷郷の茶農家さんの記事を見つけました!!

 

うんかは体長3㎜ほどの小さな虫で、台湾では通年を通して発生するそうですが、特に5月~7月が多いそうです。

うんかは茶葉や芽、茎を好み、それを噛むことにより樹液を吸い、茶葉や芽、茎の生育を阻害します。うんかに噛まれた茶葉や芽は黄緑色に変色し、酷い時には茶葉はぎゅっと巻いたように縮み、船のような形となり、葉の周りが褐色化して最後には下に落ちていきます。

 

うんかが茶葉を噛むと、茶樹自身が持つ防御システムが作動し(なんかすごい!)自ら強烈な花の香りや蜜のような香りを発散させ、うんかの天敵「白班獵蛛」を呼び寄せるそうです。(白班獵蛛とは調べてみると日本語ではマミジロハエトリのようですが、いまいち自信がありませんアセアセ教えてくださる方がいたら嬉しいですアセアセお願い

そしてその天敵蜘蛛くんがうんかを捕食して茶の樹からうんかがいなくなる…という仕組みになっているそうです。

 

自然界ってすごいな~と改めて思いましたニコニコ

ちなみにうんかちゃんの寿命は…

卵は約週間でふ化し、その後2週間で成虫となり、平均寿命なるものは約1か月だそうです。

 

台湾のお茶屋さんのサイトを貼っておきます。写真がありますので、見てみてくださいね音符