2月のお話

2月は乾季真っ只中!!!

気温は40度を超え、湿度は10%以下になり

洗濯物は2時間もあれば完璧に乾き

吹き抜ける風は もわぁん と生暖かく

日中は誰しもの顔からやる気が消えうせるこの季節に


なぜ 


なぜ



スポーツ大会をやるんだ!!!!!


州によって違いはありますが、この季節はサッカー、バレーなどの球技スポーツ大会です

バスケットコートが今年できたので、来年からはバスケットも入るでしょう

でも他の学校にバスケ部があるのか? 

それはともかく

日頃の部活の成果が発揮される時です!

がしかし、こちらの部活動は大会1か月前に練習を始めて試合に臨むようなスタイルです

まずは郡単位での大会、その後州ごとでの大会があり…その後は・・・知りません(°∇°)

その後まで進んだということを聞いたことがないので、残念ながら。

休みの日に試合がある日もあれば、平日にある日もあります。

日本みたいにたくさんの部活があるわけではなく、運動部でいうと、サッカーとバレーしかありません。

ある日の授業終わり。


ある先生が「今から隣の村で生徒のサッカーとバレーの試合があるから行かないか?」とお誘いを受けたので行ってみる事に。


着いたのが4時くらい

なんとようやく開会式が行われている様子(°□°)!!

生徒は朝から出て行ったのに・・・・

ありえん・・・・

早速うちのロセック(ロウラ高校)のサッカーとバレーの試合。

バレーは外ですよ!

ちなみに1 うちの母親が学生の頃、バレーは外で行われていたそうです

ちなみに2 私は中学の時、バレー部でした




ガーナのバレーボールってどれくらいのレベルだろうって思うと思いますが


この試合中に どちらも アタックをしてる姿を 一度も 見ませんでした

団体競技でありながら、彼らのバレーは個人競技のようでした


ガーナの背中

自分のところ以外に来たボールに対して無頓着


例えば、ラインぎりぎりにボールが来たとします

だけど、この時ボールを取るプレーヤーはボールしか見れないのでインかアウトか 判断が難しい

こんな時 近くのプレーヤーがジャッジをして インなら「イン!!」って教えてあげると思います

少なくとも私はそう習いました

ミスした仲間に声をかけることもしません

ナショナルサービスで来ている若い先生が経験者なのか 監督をしてましたが

ミスしたら怒るばかりで なんのアドバイスもしていません



この写真の生徒の靴を見てください! 全員「運動用の靴」ではありません。

普通の靴、運動靴、バレーシューズ、体育館シューズ、日本の学生はたくさんの「靴」を持っているんだなってしみじみ感じました。



見てる生徒たちは もはや 野次馬。


マナーもあったものじゃありません。

ラインぎりぎりまで詰めかけるのでラインぎりぎりのボールを拾いにいくことができない。

しかもアウェーなので 完全に 雰囲気にのまれていました。

バレーはコテンパンに負けてしまいました




サッカーの方は、やはりサッカー大国だけあって、すごい盛り上がり


ガーナの背中

バレーの方に夢中になっててみてなかったんですが、

どうやら試合は1対1。 最後にPKを行うことに。


みんなで肩を組んで ゴールを見守る相手チームに対し





ガーナの背中



だらーーと待ってる我がロセック。

そんなんでいいん?ww


1、2本とどちらのチームも決め




3本目・・・




ロセックがゴールを外してしまいました


泣き崩れるプレーヤー

その後 彼はメッカの方に向き、おでこを地面につけ、祈り続けていました。


その甲斐あったか、4本目。





なんと相手チームもゴールを外した!!!

おお喜びの生徒たち!!!



それも束の間、またロセックもゴールを外しました



その後、結局相手チームはゴールをはずさず、ロセックは黒星に終わりました




肩を落とす生徒



PKでゴールを外した生徒は泣いていました


いつも明るい生徒がここまで落ち込む姿を私は見たことがありません




怒られた時やテストで悪い点取った時もここまで凹めばいいのに・・・

って若干思いながら(私ひねくれてる?ww



その場を後にしました