敢て「甘ければ梨なのか」と言ってみる | タイトル未定

敢て「甘ければ梨なのか」と言ってみる

着順変更にいたるかどうかという判断と制裁内容はやはり別物だろう。

実際の社会 だって、同じ種類の犯罪 であっても裁かれた刑罰の内容は罰金 だったり懲役 だったりと全く異なる。それと同じようなものではないか。

ただ単に今まで騎手騎乗 停止になった背景に圧倒的に「レースで騎乗馬が降着 となったから」というものが多かったにすぎないのだ。

JRA の規定にはどこにも「騎乗停止処分にするときは騎乗馬の降着とセット」などとは書かれていない。なのにそれに納得できないというのは「梨は甘い。だから甘ければ何でも梨だ」と言っているのと何にも変わらない。

実際問題、少なくとも「ジーワンだから」という理由だけで1位入線馬を降着できなかったとは思えない。過去メジロマックイーン天皇賞(秋)カワカミプリンセスエリザベス女王杯 という例があるではないか。降着を伴わない、競走中の御法についての制裁として騎乗停止となった例も過去にはあるというではないか。怒るなら、かような前例 があることや規則などの前提があることを知ってからでも遅くはないだろう。

最も、発表 する側にも余計な疑惑 を抱かせないような発表方法を検討してほしくはあるけどね。

競馬場 で降着制度についての広報 板を見たことがある。ああいうのをまとめた冊子を作ってインフォメーションで配布するとかね。たとえばそういうことをやってもいいんじゃないかなんて思うわけだけど…。