「これはばんえいじゃねぇ!競馬だ!」 | タイトル未定

「これはばんえいじゃねぇ!競馬だ!」

昨日は大井競馬場で東京大賞典を見物。それまではふるさとコーナーでばんえい競馬の場外発売を楽しんでいた。

この日の帯広競馬場は雪。馬場水分は時間が経つにつれ増える一方。コースはレースを始める頃には轍が見えなくなるほどの積雪が。モニターから見える屋外の客席ゾーンにはお客さんは一人もいない。

そんな状況の中行われるレースは、普段のばんえいとは展開が全く異なっていた。

途中で勾配を通り抜けるために止めて力を蓄えるのだが、この日はノンストップ。タイムも全レースにおいて1分を切る速さ。

特に積載重量が525kg前後の7レースの2歳戦は42秒9で決まる超高速戦であった。しかも先行していた馬を勝ち馬が差し切っての勝利。これも坂を下りた後に止まってしまった馬の脇を抜かしていく…と言うシーンではなく、速さを上回ってのもの。

観戦していた年配客の中でこのエントリーの表題に遣わさせてもらった「これはばんえいじゃねぇ!競馬だ!」と叫んでいた人が。仲間うちで「ばんえいも競馬なんですけど…」と突っ込みを入れては見たものの、特にこの7レースは平地のレースのような差し切りだったりしたものだから、分からなくもないと苦笑モード。

その観戦中に出た話。

ソフトバンクモバイルのCMで島根のおじ様が登場後に、その「おじ様」がいらっしゃる水族館の入館者が増えたという逸話がある。

帯広競馬場はソフトバンクグループの支援を受けている。であればそのタイアップの一環として、ソフトバンクモバイルのCMに白戸家の親戚としてばんえい競馬のお馬さんを「おじ様」「おば様」として登場させて見てはどうだろうか?と。少なくともばんえい競馬の注目度が増すような施策になりそうな予感はするんだけど…。