馬インフルエンザ禍 | タイトル未定

馬インフルエンザ禍

結局今週8月18、19日の中央競馬(札幌、新潟、小倉)の開催は出走予定馬に馬インフルエンザに感染している馬が20数頭いることが判明し、被害拡大防止のため中止することになった

昨日の記者会見 では「これ以上の拡大は想定されない」とのコメント で、中央競馬 施設間以外の移動を禁じ、地方競馬 からの出走を見合わせる(これによりこの時点で札幌 競馬 の2歳500万下一般競走1鞍が取りやめになっている)処置をとった上での競馬開催を表明していた。その前提があっさり覆ったのである。

どうも開催決行ありきの決定であったとしか思えない。以前にも降雪の中開催を強行し、途中で開催中止にした前例 が少なくない。特に前年比売上減少の傾向が見えてきた頃からこういう無理が目立つような気がしてならない。

今やるべきことは何とか開催しようとすることではない。原因 を追究して元を絶ち、被害を収束することである。

面白いレースを見たいのだ。賭けがいのあるレースを見たいのだ。そうでなければ結局は売上額だって減るだろう。

であれば、一時的に凌ぐよりは徹底して立て直したほうが、将来的にはよっぽど有益なはず。

来週以降の開催も拙速 な判断ではなく「馬インフルエンザの被害拡大防止」にたった大局的な判断を期待したい。