数日前にネットニュースの記事で
ギャンブル依存症の治療が
保険適用になることを見かけ
それはそれで当事者や家族が
熱望してきたことだろうという
想像はつきながらも
個人の立場上の贔屓目も含め
妊娠・出産費用も、不妊治療も、ピル処方も
未だ保険適用外なのも
どうにかならないのかなぁ…
と思ったりしました
妊婦検診や出産費用で
各自治体から手当が出るのは
福祉の端くれを齧る学生として認知していますが
違うんですよね
そもそも国の意識として
少子化対策が叫ばれる今日
そこの重要度が低く見積もられているように
見えてしまう姿勢にモヤモヤするんです
今の日本は皆さんご存知の通り
莫大な社会保障費に財政が圧迫されていて
そもそもお金がないです
それはもうありありとしていて
その現状とは裏腹に
必要だと叫ばれる保障は山積みになっています
その中でお金をかけるところを吟味していて
全ての負担は請け負えないことも
また理屈では理解しています
でも…なんだかな
個人的感情で話をするならば
そっちが先なんだ…
という感想になってしまいます
私は依存性の診断を
受けているものはありませんが
自分が統合失調症や解離性障害等
精神疾患、精神障害と呼ばれるものを抱えていて
そうは言っても
まだまだ社会的理解を得にくい立場なので
社会的に治療が保障されることが
社会でどんな意味を持つのかは
私なりに分かっています
ただただ
自分の立場や価値観の上では
優先順位に疑問を抱いてしまうという話で
収めておいて頂けるとありがたいです
女性のそういう保障が
いつも後ろへ追いやられているのを見ていると
やっぱりおじさん達が動かしている国なのかな
と穿った見方をしてしまいます
世の中の半分は女性です
これからの未来を担うのは
いつの時代も新たな世代です
直接的、間接的に新たな命に関わる医療に
もう少しだけ意識を向けてもらえる世の中に
なって欲しいなと思います