先日用事を済ませに出かけて
用事が終わって駅前で
プラプラお買い物していた時に
近くにいらっしゃったおじ様に
『この近くに本屋はありますか?』
と聞かれて

本屋さんが近くにあることは
知っていたのですが
うまく説明ができそうになかったので
「良ければ近くまでお送りしましょうか?」
と案内したんです


その本屋さんは
駅の構内を出て
一本道へ入った通り沿いなのですが
駅の構内を出たところでその旨をお伝えして

おじ様は『ありがとう』と
きちんと頭を下げてくださり
私も人の役に立てたようで嬉しくて
「いえいえ、どういたしまして」と
気分よくお別れしようかと思ったところ

『あそこか、覚えておこう』と呟いて
私が向かう駅の構内へUターンしてこられました


え、行かないんだ…?
とは思ったものの
道案内の途中でお仕事までの時間を
持て余していらっしゃると伺ったので
もう少し駅の構内で時間を潰すのかな、と

そうしたら
『もう帰るところかい?』
『良ければお茶でも』
『どうせ私も時間を持て余してるから』
…と


ここで普通の人なら不審に思って
お断りするのでしょうが

バカな私は
丁度お昼時でお腹が空いていて
まあちょっとならいいか、と
目の前にあった
人目の多い場所カフェを選んで
一緒に入ってしまいました

一杯ごちそうになって
他愛ない世間話をして


今度こそお別れしようとご挨拶したら
スマホを取り出して
『連絡先交換しない?』
『仕事でまだしばらくこっちに来るし』…と

さすがに怖くなって
「またご縁があれば…」と
早々にその場を去りました



状況説明はうまくできませんが…

困っている人がいたら
自分にできることは力になりたい
と思った気持ちが
それらの行動で
踏みにじられたような気持ちになったし

人のやさしい気持ちを逆手にとる人は
悲しいことに身近にいるんだということ、
自分を守るために警戒することは
どうしても必要なのだということを
改めて実感しました…


今回私は何もなかったから
心配し過ぎだと思われるかもしれませんが
見ず知らずの人から連絡先を聞かれる状況って
意外と怖いんですよね

こういう事実が存在してしまうから
人に親切にしたいと思う行動が
本当に正しいことばかりなのか
分からなくなってしまいます