うまくいかないことが重なっている時ほど
落ち込んでいる時ほど、惨めな時ほど
自分に余裕がない時ほど
周りの人はそつなく生きている気がする
街を歩いている人は
シャツにしわはついていないし
目の下にマスカラはついていないし
ヒールの鳴らす音があまりに軽快で
這うように外へ出てきた私とは
天と地ほどの差を感じる、とか
別に『周りの人は幸せで自分は不幸せ』
なんて極論に至らなくたって
ちょっとしたことが
自分よりも質よくこなせている気がして
たまらなくなってしまう時って
誰にでもあるんじゃないかな、と思うんです
でも、そうして実は誰もが抱えている
隣の芝生は青く見える現象で
私もあなたも青く見えていたりするのかも
みんな似たりよったりで
目の回りそうな日常をやり過ごしている
…ような気がします
今日も「やりたくないな」と思いながらも
なんとかやらなきゃいけないことをこなして
帰ってきた私は立派だよ
頑張ったね、おつかれさん