“結婚”というものを
ひとつのステータスとする考え方は
今現在も色濃く残っているわけですが
この“結婚すること”を
当たり前のこととする風潮って
なんなのでしょうね?
そう言う私も例外でなく
昔から結婚願望はあるわけなのですが…
年頃になるとやたらと付きまとう
結婚、妊娠、出産のワードに
苦しんでいるのは
もちろん女性だけではないと思うんです
男性もそれなりの年齢になれば
そろそろ結婚しないのか?
そういう相手はいないのか?
と、よく話題にのぼるだろうと思います
結婚して、子どもが生まれて
家庭をもつことが
幸せの答えかと言えば
そんなことはあるはずがないのに
なんてこう、
…押し付けがましい空気なのかなぁと
しばしば思うんです
私の年齢ドンピシャだと
まだ学生の子も多いですが
それでも
先日中学の時の同級生が出産しましたし
小学校の時の同級生もひとり
もうじき出産予定で
これから少しずつ
そういう時期になっていくのかなぁと思うと
やっぱり考えてしまいます
世の中には
色々な選択をしながら生きている人がいて
その中には
結婚を選択しない人、
子どもを産まないことを選択する人だって
いたっていいのに
この、どうにも形にはめ込みたい空気感
私はやっぱり苦手です
結婚も、妊娠出産も、
私自身は経験がないけれど
周りの御夫婦や親子を見ていて
それが幸せの象徴とされる意味も
やっぱりなんとなく分かります
だけどそれによって
悩み、苦しんで、
押し潰されそうになりそうになる現実も
存在していることを知っているから
他人が強要することは
やっぱり違うと思うんです
人の人生選択に
軽々しく口を挟むものじゃありません
結婚だって、子どもだって
その人の人生選択のひとつです