以前お母さんに
お母さんよりも私の方が女の子らしい
と言われたことがあります
私とお母さんは顔立ちもよく似ていて
周りの人にも『似てるね』と言われますし
骨格や体格も基本的には同じです
お母さんの方が随分鼻が高いですけど…

お母さんは長年剣道をしてきて
お母さんの世代で剣道といえば
圧倒的に男性が多かったので
小学生の頃から社会人になるまで
男性の中で過ごしてきて
大学時代もオートバイに乗って
男友達と一緒にツーリングも
したりしていたみたいなので
人と人とのコミュニケーションの中で
男性、女性という性差の意識が薄くて
そういう意味ではお母さんの方が
こう、上手く言えないけれど…
女性特有の空気感?というものは
あまり感じられない、のかもしれません
私も昔から“The 女の子”という
立ち居振る舞いではあまりなくて
『女子っぽくない』と言われることも
しばしばありましたし
何なら彼にも言われたことがあります(笑)
でも、
外へ出る時は化粧をしたり、
スカートやワンピース等
女性的な意識になりやすい服装を
選ぶことが多かったり、
身なりに関しては
“女性”というものに寄ったものを
選びがちかもしれません
と、ここまで色々言いましたが
今回私が言いたかったのは
『私と母で何が違うか』
ということではなくて
それを引き合いに出して
お母さんに
自分の置かれた立ち位置に合わせて
自分の立ち居振る舞いを選ぶことは
生きていく上で当たり前に必要なことだよ
と言われたことです
これは私が
社会人になるまで異性と外泊禁止
と言われた時に
お母さんは大学時代にも
男友達と泊まりで出ていたのに
私はなんでダメなんだ、と
聞いた時に言われたことです
私とお母さんとは別の人間なので
置かれた立ち位置が違うのもまた
当たり前のこと、なのかもしれませんが
周りの人が私をどうみるか
それも女の子らしさ、女性らしさだなんて
曖昧な基準のために
私が立ち居振る舞いや身の振り方を
お母さんに決められるのは
どうにも納得いきませんでした
女の子らしさ、女性らしさって言葉って
ある意味性差別のような意味も含むのかな
何だか上手く言えないけれど
難しいですよね、こういうのって