6年前の丁度今頃に体調を崩してから
統合失調症、解離性障害、PTSDと
イマイチ不名誉な肩書きがいくつかついて
それらに振り回され、翻弄されながら
私なりに過ごしてきました

不安定な体調や
病気の症状、障害等の影響で
外へ出たり、人と関わったりすることが
病気になる以前とは
比べ物にならないくらいに
ハードルが上がってしまったので

病気になったから
知ることができたこと
体験できたこと
出会えた人…と
得られたこともありますが

…この言い方は好きではありませんが
いわゆる“一般的な”同世代の子達に比べて
色々な経験値は圧倒的に少ないと思います

20過ぎの小娘なんて
世の中じゃそもそも世間知らずで
当たり前な位置づけだろうとは思いますが
私は年齢に対して
それ以上に世間知らずです

自覚はあります


どんなに私なりに事情を抱えていたって
それは私の都合であって
周りにとっては関係のないことです

社会に出れば
年齢相応の思考や行動が
当たり前に求められます


過ぎてしまった時間を取り戻すことは
どうやったって出来ません

人生には“その時期だからできる”経験
というものも存在するのだと
私はこの6年間で痛いほどに知りました

足りないそれを埋めるのは
並大抵のことでは出来ませんし
場合によってはどうしようもないこともあり
何ならその場合の方が多いかもしれません


だけど、
そうして色々なことを抱えている私が
世間知らずなりに考えていることも
ほんの少しだけ分かってもらえて

欲を言えば
そうして色々な事情を抱えている人が
ない手札を並べながら
必死に考えているそれらに
せめて耳だけは傾けてもらえる人が
いつかもうほんの少しだけ
増えたらいいなと思います