私は彼のことを
私なりにとても大切に思っているけれど

そうは言っても彼を
“他人”として扱わなければいけない部分も
あるのではないか、とはずっと思っています


それは
彼と距離を取りたいというわけではなくて
彼を私自身の問題に
巻き込み過ぎてはいけない
という私なりの勝手な考えからです


出来ることと出来ないことがあるように
やっていいことと、いけないことも
きっとあるのだと思います

その人だから出来ること
その人だからやらなきゃいけないこと
そして、その人だから許されること

いくら近づきたくたって
線を引かなければいけない部分だって
本当はきっとあるんです


もう少し
自分は“普通”に寄れていると思ってた

自分自身の、
自分の置かれている状況の“異質さ”に
目を向けざるを得なくなってしまった

もう、誤魔化してはいられないみたい


誰かに寄り添うというのは
想像を遥かに超えて難しい