“自信”はきっと強さのひとつだと思うんです
私は基本的に
自分に自信がないと思って生きてきたので
自信に満ち溢れて見える誰かの姿は
とても眩しく、輝いて映りました
以前の私は自信の無さに輪をかけて
卑屈になっていたので
ほかの人にそれを指摘されることもあり
『私だってそうでありたい』と
ますます卑屈になっていく悪循環でした
そこからは脱却したつもりではいますが
今でもやはり“自信”というものは
持ち合わせていないと思います
自信のない自分が嫌で、嫌で
もっと自信を持ちたいと
思い続けてきた私だけれど
最近になって
自信がない自分を
許容してあげられるようになりました
初めにも書いたように
自信はきっとひとつの強さです
ブレない芯のようなもの
だけど自信は
時に弱さにもなるとも思うんです
自分の中で確立された芯は
簡単に揺らがないからこそ
なかなか形が変わらなかったり
自分の中の正義に近い意味もあるから
それによって
意図せず誰かを傷つけることもある
それは所謂“過信”と呼ばれるものに限らず
言えることだと思います
美点もあれば欠点もあるのは
当たり前のことで
“自信”も例外ではないと
私は思うんです
自信がない私は
他の人が難なく踏み越える石ころにも
簡単に躓いてしまうけれど
その石ころに気づいてしまえることも
きっと、どこかでは強さに変わると
今は信じていたいんです
卑屈な自分は嫌いだけれど
自信がない自分は嫌いではないです
よく言えば繊細?な私だからこそ
持ち合わせた強さを探して