私は解離性障害という病気の症状で
記憶が混乱して
自分が何処にいるのか分からなくなったり
意識を失って倒れてしまうことがあります
実際無意識に外に出てしまって
家に帰れなくなったこともあったり
道の真ん中で倒れて
救急搬送されたこともありました
私が朦朧としたまま
靴も履かずに外を歩いている時
意識を失って道端で倒れてしまった時
それを見た人は
例えば変な奴だと思うだろうし
命に関わるだろうかと
恐怖を感じるかもしれません
それでも、
私が今こうしていられることが
結果を物語っているように
それを見た周りの方達は
声を掛けて交番まで連れて行ってくれたり
救急車を呼んで下さったり
時には救急車が来るまで
寒い中自分の上着を掛けて下さった方も
いらっしゃったそうです
私が本当に困った時
温かい手を差し伸べて下さる方に
恵まれたのはたまたまかもしれません
だけど、
普段どんなに意地悪く人を傷付ける人も
本当に困っている人に対しては
大抵は優しくしてくれます
もしそれが
差し迫った状況下で
自分が怖くなって取った行動だったとしても
結果私はそれに救われているのだから
私にとっては十分過ぎる優しさです
人って、案外優しいんです
本当に申し訳ないことに
私自身沢山の方を
困らせてしまってきたからこそ
私はそれを知っています