私は15歳の時に統合失調症を発症して
今丸5年以上が経過しました

精神疾患に対する偏った目は
年々フラットにはなってきているけれど
まだ“ある”というのが現実だと思います

私自身も精神疾患を抱える障害者として
偏った目に傷つけられた過去は
確かにあります

精神疾患はもちろん自分も苦しいですが
残念ながら今も社会にいる
精神疾患に対する正しい認識が出来ず
理不尽に偏った目で見る人からの
言葉のナイフに苦しさがあるのも現実です


私はまだ学生の肩書きを背負っている
世間知らずの小娘…だからなのか
私の抱える病気に対して
正しい理解をしてくれる方や
分からないなりに
理解しようとしてくれる方に
恵まれてきたので

病気に対して
引け目や後ろめたさを感じたことはないし
自分の病気をオープンにすることに対する
抵抗感もあまりありません

それで離れていく人はそれまでだし
私がオープンにすることで
有難いことに共感してくださる方も
いらっしゃいました


以前私が病気について記事を書いた時に
コメントを下さった方で
僕たちは人間ではなく動物扱いされる
と書いた方がいらっしゃいました

その方が精神疾患を抱えていたことで
どんな思いをしてきたのかは
私には分かりませんが
でも、動物扱いという言葉を選んだその方に
私は少し悲しくなりました…


事実そう思わざるような
経験をしてきたのかな?

でも、“精神病者=動物扱い”という感覚で
生きているのだとしたら
それはそれで健常者に対して
偏った見方だと私は思うんです


世の中には色々な方がいます
確かに精神疾患を抱える人に対して
心無い言葉を投げつける人もいますが
手を差し伸べてくれる方も確かにいるんです
私はそれをきちんと知っています

貴方は知らないかもしれないけれど
周りに目を向けてみれば
貴方を思って寄り添ってくれる人も
沢山いるんだよ


大丈夫、世の中は意外とあったかいよ