【えりのあ とちぎ元気アップ】

消防体験 防災意識持ち、点検を

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 那須塩原市にある「にしなすの運動公園」で「畜産フェア」が開催され、三歳の娘にこちゃんを連れて遊びに行ってきました。今回の目的は、にこちゃ んが大好きな地元のヒーロー戦士が来ているということで足を運んだのですが、会場内に到着すると、おいしい食べ物の出店などがあり、会場はにぎわっていま した。

 にこちゃんは、お目当てのヒーロー戦士に抱っこしてもらい大満足。再び会場内を歩いていると、目の前に何台もの消防車を発見しました。そこでは放 水体験もできるということで、幼児用の消防服を着せてもらい、ヘルメットをかぶり、消防士さんと一緒に遠くの的に向かって放水しました。

 以前、にこちゃんが通う保育園にも消防士さんが来て、幼児向けに防災の話をしてくださいました。その日、ママが「消防車どうだった?」と聞くと、 にこちゃんは「消防士のお兄さんかっこよかった」と、イケメンお兄さんに会えたことをうれしそうに話していました。消防について学べたのかは不明でした が、そこは三歳児だから仕方ないですね。

 少し前まで、消防車とパトカーと救急車の違いがよくわからず、よくママに、道路を走っている消防車などを見ては「あの車は何?」と質問して、車の色や目的などの違いを教わっていました。

 保育園での消防士さんの話や今回の放水体験などを通して、いつの間にか「赤い車が消防車で、火事の時に火を消すんだよ」と、ママに教えてくれるまでに成長していました。

 イベントで遊びながら、こういった消防体験もでき、ママも娘も防災について楽しく学ぶことができました。

 一年を通して、火事を起こさないように日頃から防災意識を持ち、家の中の家電製品、コンセントの取り扱いを確認し、ほこりがかぶっていないか、カーテンが防火品になっているか、などの点検も必要だと思いました。

 火災予防のためにも、家族で家の中を見直す機会をつくってみると、いいかもしれませんね。 (シンガーソングライター)

 

 

東京新聞コラムweb

https://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/erinoa/list/CK2020010602000133.html