【えりのあ とちぎ元気アップ】

施設へ遊びに 幼老交流 良いことずくめ

稲の穂も垂れ下がり、すっかり秋めいてきましたね。今月は敬老の日もあります。みなさんは、おじいちゃんやおばあちゃんに、日頃の感謝の気持ちを込めて、プレゼントを贈ったり、会いに行ったりするのかな?

 えりのあは、シンガー・ソングライターのほかに、高齢者施設でも働いていますが、休日には、生後十一カ月の長女にこちゃんと施設に遊びに行くこともあります。

 普段から、おばあちゃんたちと冗談を言って笑い、昔の知恵を教えてもらっているのですが、おばあちゃんたちは、にこちゃんを見ると、いつも以上に表情が明るくなり、母性本能を発揮され、とても上手にあやしてくださいます。にこちゃんも、あっという間に懐いてしまいます。

 赤ちゃんの持っている癒やしパワーは、ホント不思議ですね。

 えりのあライブでは、歌いながら認知症予防体操もするのですが、こうして赤ちゃんとふれあうだけでも、脳の血流が良くなるのではないかと思うし、認知症予防にも効果的だと思いました。

 最近では、保育園や幼稚園と高齢者施設が一体となった幼老複合施設が増えてきていますよね。子どもと関わることで、お年寄りの生きがいにもつながり、お互いに良いことずくめだと思います。

 今では仕事場に行くと、おばあちゃんたちは、にこちゃんの名前を覚えて、自分の孫のように体調を心配してくださり、家族のような存在となっています。

 成長を一緒に見守ってくれている実のおじいちゃん、おばあちゃんはもちろん、施設のおばあちゃんたちにも、敬老の日にあらためて感謝の気持ちを伝えたいですね。

 にこちゃんはよく熱を出しては病院通いの日々で、泣いて、オムツ、ミルク、寝んねと育児奮闘中ではありますが、寝顔を見てホッと一息、ティータイムです。今は病気に対する免疫を高める時期と思って、大きな心で育児を楽しみたいと思います。

 おや?もう、お別れの時間となってしまいました。また来月、このコーナーで、お会いしましょう♪

 えりのあでした。バイバ~イ♪(シンガーソングライター)

 

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/erinoa/list/CK2017090402000146.html