スリランカ② | 魚大好き 江嶋力のブログ

スリランカ②

今日は、今回の大イベントである、漁業大臣への謁見。


午前10時ということで、8時には起床。朝食をとり、久々のネクタイ。会社員時代が懐かしい。知る人ぞ知る昔会社員時代の私は、肌色のチノパン、そして真っ青のワイシャツ、そして、誰もつけることができないド派手なネクタイ、アメリカ国旗、スターウォーズ、マリリンモンローピンクネクタイ、そして、真っ赤とか真っ黄色とかいう本当にあり得ない派手・原色ネクタイをしていたのだが、今回は、政府関係ということで、ちゃんとしたネクタイ(笑)

いきなり拘束されたくないからね。笑


そして、大臣邸はホテルから近いということで、ホテルロビーで大臣秘書からの連絡を待つ。私、板井社長、朝井さん、政府関係者含めて、8人。異様な雰囲気だったよ。


もちろん、大統領秘書官もいるからホテルマンもみなみているしね。


って、ようやく10時半ぐらいに、電話があり、いよいろ謁見だ。緊張するね~。大臣ということもあるし、プレゼンはすべて英語だし・・・。


大臣官邸に車(スリランカ滞在中大きなバンをチャーターしていました)をつけ、降りる。

門もそら厳重で。


そして、大臣室へ案内される。


うーん、緊張。久々の。


そして、二人の補佐官とともに、白い装束を身にまとった大臣が入室。


実は、前情報で、大臣の情報が欲しかったのでいろいろ調べていて、猫が好きで20匹ぐらい買っているということで、虎屋の羊羹と、猫の高級缶詰を8個ぐらいお土産にもってきていた。


「本日はこのようなお時間を頂き、ありがとうございます。

これは、つまらないものですが、どうかお受取りください」 と羊羹を渡し、その後


「あと、大臣が猫をとても愛しておられるということで、猫の缶詰を持参しました」とトモズのナイロン袋に入った缶詰を渡す。しまった、大臣にスーパーの袋で渡してしまった・・・。後悔先たたず(笑)


すると大臣が

「猫は息子が好きなんだよ」

「えっ?」やってもた。ちょっと受けを狙うつもりが、スーパーのナイロン袋に引き続き、大臣ではなく息子さんが好きだったとは・・・・


が、大臣の後ろに立っていた秘書官は、息子さんということで、笑顔で


「ありがとう!」っていってくれた。私は、こころの中で


「どの世界も、子供が喜ぶのは、親もうれしいだろう」と勝手に、安心。


その後、詳細はかけませんが、弊社の話、そして、今後のビジョン、そしてスリランカでやりたいことなどを

話する。とても気さくな大臣で、終始笑顔で話をすることができた。猫の缶詰の効果だろうか(笑)


無事会見が終わり、車で、各国営漁港へ視察。


もうそら、大臣謁見後だから、どこいっても、ビップよ~。

こんな扱いされるから、日本でも政治家は悪いことしてもやめないんだな~と心でつぶやきながら。


銃をもった門番も、敬礼してくれる。私も映画の主人公のように、そっと頭を車の中でさげる

「かっこええ、俺」と思いながら。笑


そうして、いろんな施設とうとうを視察し、夜は、大統領秘書官並びに政府関係者とお食事~


「飲んだらあかん、飲んだらあかん」と思って遠慮していたら、板井社長が、「どうぞ遠慮なく今宵は、飲んで語りましょう!みなさんもそう思っていますよ!」と


「えっ いいの? ほんとに? ほんとうにいいの?」とつぶやきながら私。


そして、秘書官に


「私飲んだら柄悪いですよ!」っていったら


「どうぞどうぞ、スリランカの夜を楽しんでください」っていうことで


スーパーマンの曲が私の頭の中に流れる(笑)


はい、スパーク。笑、記憶はなくさなかったものの、いつも通りです。スリランカは熱心な仏教国。そうミャンマーに似てるね。だから、婚姻前性交渉なんてのはだめ。しかし私は、昼間路上で犬たちが自由に性交渉していた話や、御法度連発。もうここには書けません。笑 こうして、夜は更けていくのでした・・・。


いやいやここから、皆と別れて、朝井さんともう2軒。明日4時起きで、国営市場にいかなあかんのに・・・。



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白装束の方が、水産大臣です。