駿河サバ取材!徳間書店さんの食楽にて! | 魚大好き 江嶋力のブログ

駿河サバ取材!徳間書店さんの食楽にて!

今日はなんとなんと、魚の世界の大御所が勢ぞろいだ。


企画をしてくれたのは、釣り具の大御所、世界のダイワさん(現グローブライド)の釣り師、大川さんと吉川さん。釣り番組、釣りバトルなどは、ほぼこのおふた方が携わることになる。


今回の企画は、食楽という雑誌の取材


幻のサバを食す!仮題名だよ


こんな感じの企画で、釣りから〆て料理まで


そして、今回のゲストはなんとなんと


水産庁、上田さん


ライター、カーツ佐藤さん


上田さんといえば今、テレビでも雑誌でもよく出ている人


そうそして、私が、山陰の流通を作れたのは、上田さんが、当時4~5年前、水産庁資源管理官として、山陰に赴任していたとき(現在は、霞が関の水産庁本部にいる)。


初めて見たとき


「この人、ほんま水産庁の人かいな」って思うほど、豪快な人。笑


そして、この駿河サバ企画(農林水産省・経済産業省 農商工連携事業認定)で、サバの〆方を教えてもらうと思っていたから、この偶然の出会いにびっくり!


ほんでほんで、カーツ佐藤さんは、沼津83番地(回転寿司活けいけ丸がある、シーラカンス水族館がある)の取材でもお世話になった方。


そうこの企画はそんな方々ではじまったのだ!


さあ、出航。


しかし、ありえない西風に


我入道漁協 敏腕漁師 森田さん


「この天気でもいくのかね?」と心配そうに


「もちろんです!」


漁師が中止をしたほうがいいというぐらいで、ありえない、南西の風。駿河湾ではこの風が吹くと漁にならない。


揺れる揺れる。


波がかかって皆びちょびちょ。


が部類の魚好き集まっているのだから、なんのその。


秘密の居着きゴマサバがいる、漁場へ到着


午後1時に沼津港出て、漁場に着いたのは、午後2時半


早速、撮影を兼ねて、漁開始!


あれだけの悪天候の中ではあったが、さすがは、プロの集団


お目あての駿河サバ(600g~900gの大型)をはじめ、天然ヒラメ、むつ、体長30センチ以上ある大型アジをゲット!


夜8時までがんばる。もちろんこの間、すさまじい風。


無事帰港。


そして、駿河サバの真髄である、鮮度保持には欠かせない、活〆を上田さんに教えてもらう。


すげえ。


とその後、皆で酒と一緒に魚を語らい、就寝!


徳間書店さん、カーツ佐藤さん、ダイワの大川さん、吉川さん


そして、水産庁上田さん


そして、我入道漁協の皆様


ありがとうございました!





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水産庁上田さん、ON 森田丸!







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奥で釣っているダイワの大川さん

後姿は、敏腕漁師70歳の森田さん

今回は、息子さんとお孫さんの漁師も

一緒に手伝ってくれた!

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左側のメガネをかけた人が、ダイワの吉川さん

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目と目の間にある、光を感じる器官にとがった

カギを入れ、こわし

その後背骨を切らず、鰓の上に包丁を入れ

氷水ではない海水で約5分血抜き

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血抜きした後、壊した眉間から、特殊な針金を

脊髄に入れ、しっぽまで貫通させる。

死後硬直を遅らせる

神業、神経抜きだ。

駿河サバにはかかせない、〆方。


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帰港後、話をしながら、回転寿司活けいけ丸にて

釣りたての駿河さばを食べる!


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見て、この透明度。


駿河さばは、透き通った身で、歯ごたえがあり、そして

程よい脂がのっているんだ。

そう、生の刺身で食べられる!


極旨い~。


早く、流通させて、この驚きの旨さを皆様に味わってほしい。


まじで、旨い。