駿河さば 最終局面 | 魚大好き 江嶋力のブログ

駿河さば 最終局面

今年、初めから、ブランドサバを造るということで


沼津魚市場と佐政水産協力の元


我入道漁協と弊社の共同開発を行ってきた。


元々巻き網船で獲るゴマサバを、プロの漁師が、一匹一匹、釣りあげ


特殊水槽により、沼津港まで、運搬し、陸上特殊水槽により


ゴマサバを生かす。


そして、出荷する時に、血抜きをする。


これにより、生の刺身で食べれるブランドサバ「駿河サバ」が誕生する。


と、ぱっと書くと簡単だが、この一年、本当に勉強・調査・研究で、実は私は


かなり奔走してきた。シンガポール進出よりも手がかかってかも 笑


そして、何度となく漁船に乗り、ゴマサバの漁場も開発してきた。


根付・居着ゴマサバを求めて。


サバは、通常、大きく回遊する魚だが、ある特殊な地形と海流、そして、水温、えさの豊富さと


いうまれにみる条件がそろえば、その場所に、居着くわけだ。


つまり、えさが豊富だから、脂も多く、美味しいサバに育つということ。


このゴマサバを、ブランドサバとして、漁獲する。


実は、この漁場を探すのが、大変なんだな。日本近海だからといって、


すべての海の情報が網羅されているわけではない。


そこは、海を知る漁師の感と腕に頼るしかないのだ。


ってことで、いくつか、発見しちゃいました。ラッキー!



そして、あまり知られていないが、


農商工連携という、政府機関に、このプロジェクトの計画を応援してもらうために


事業認定という作業を進めてきた。


いわえる、地域農林水産物の需要拡大をもちろん、政府自体が、全国に対して、推進しているわけだが


その一つとして、簡単にいうと「がんばりなさい、応援します」という認定を受けるということかな?


ってことで、西武信用金庫さん、そして、プロの中小企業診断士の強力なサポートを受け


この一年やってきた。


そして、来年1月の最終プレゼン後、このブランドサバ事業の認定の合否が分かる。


ここまできたら、後は、この日を待つだけ。


さあ、漁師の想いと私の思いを、天は見てくれているだろうか?


頼みます!


ああ、受験以来だな~。このドキドキ感。


はばたけ、新ブランド 駿河湾産 活〆駿河サバ。


そして、アジアにいこうな。一緒に。