築地 大卸 大都さんとの会合 | 魚大好き 江嶋力のブログ

築地 大卸 大都さんとの会合

今日は、私が独立した時から、可愛がっていただいている、大都の新見さんと打合せだった。

新見さんは、昔漁師もやっていた方。


そして、何よりも日本の漁業のあり方をものすごく考えておられる。


今日の大きな議題は、シンガポールを含む、東南アジアへの魚の輸出の件と、日本の旅館で使用する、海外ものの冷凍アワビ、ロブスターの輸入仕入れの件。


大都さんといえば、知る人ぞ知る、めちゃくちゃでかい魚取引を日本中で展開している。また、マルハニチロさんのグループ会社。


大都さんが、今回の江嶋屋の輸出業に、お力を貸してもらえるなんて、最高!


日本で、大きなバイイング力があるんだから。


江嶋屋の仕事は、海外のそれぞれの現地でのサプライヤーへの販売。いわえる、海外での営業。


売りまくります。がんばって。そして、できるかぎり、日本の漁業を守りたい。


今日、新見さんがこんなことをいっていた。


「今日本では、安くしろ戦争で、生産者がこまっている。後次問題も大変。

 魚養殖業にしたって、魚を育てるために、稚魚を買い、えさを買い、育ったと思ったら、買いたたかれる。

 このままでは、漁業全体が衰退する。」と


深い。そらそうだ。そんな職業を息子に継がせるわけにもいかないし、第一に売れない。売れても安い。

生活ができない。


ほとんどの政治家なんてもんは、楽やから、2世3世がいるわけだが。(笑)

農林水産大臣は、実際漁業や農業をやった人がやるべきだな。ぬくぬくと育ってきた人間に

とってもじゃないけど、理解できる業界ではないよ。(俺はなんでてこんないらっと来てるんだろう)


ちょっと道がそれてしまった。つい、楽した、くそぼっちゃんが頭に浮かんで、余計にいらっときてしまった。


と、そんなこんなで、いくつか仕事が決まりそうだ。


今日あと、興味深い話は、マルハニチロさんが沖縄で養殖しているマグロを、海外向けに販売できることだ。

何が面白いかといえば、沖縄から直でアジアへ。エアー便だって、本土より、ずっと早い。


それに、エアー便のための梱包技術があるから。


本土だと、専用のトラックで運ぶことが多いから、水がもれようがもれまいが載せちまう。

が、エアー便だと、水漏れ等々はご法度だ。が、水漏れしなくすると、今度は、氷がとけて、魚がそのいらない

水分をすってしまい、魚が痛む。


が、通常、沖縄県とか北海道は、本土に荷物をエアーで送ることが多いので、その技術にたけているのだ。


魚ってのは、獲れた時から、運送、そして到着まで、すべてにおいて、鮮度管理が命。鮮度がせっかく良くても

氷でびちょびちょになったら、著しく魚がイタム。


よく、獲れたての鮮魚=うまいと思っている人が多いが、実は、獲れた漁船内での扱い方が悪ければ、

前日に獲れた、しっかりと扱われた魚のほうが、状態がよかったりする。


漁港行くと鮮度がいいんだってのは、一種のブランドに近いもんだと私は感じる。


さあて、どんな大きな仕事になるのやら、楽しみだ~。